詐欺に消極的な警察
埼玉県川口市の注文住宅建築会社「アーバンエステート」が請負代金を騙し取ったとして世間で大きな注目を集めています。
私が特に注目したのが埼玉県警の対応です。
埼玉県警川口署はアーバンエステートの被害男性からの相談を受けたにもかかわらず取り合わなかったケースが報道で取り上げられていました。
被害男性が「被害届を出したい」との相談に同署の刑事課員は「民事訴訟で」などと言って被害届を受理しなかったとの事です。
詐欺被害に遭われた方が頭にくるのは犯人と警察の対応ではないかと思います。詐欺と思われる事案で被害届を受理しない警察官が多いのは事実です。
私も詐欺関係で告訴状を作成する場合は特に気を使います
確かに詐欺事件は複雑で、詐欺をする者もなるべく証拠を残さないようにしていますので事件として扱いにくいのも分かります。
しかし、門前払いは警察のすることではありません。ほとんどの方は被害に遭った時どこへ相談へ行けばよいかもわからず、ワラにもすがる思いで警察署へ行くものです。
詐欺事件はあっという間に被害が拡大する場合が多いので、警察官も迅速な対応を心掛けてほしいものです。