地域で異なる協会けんぽの保険料率
-9月分給料支払いの際は要注意!-
昨年、政府管掌健康保険が行っていた事業の一部が全国保険協会(協会健保)に移管されましたが、協会健保設立の目的の一つである地域密着性を推進するため、平成21年9月より、保険料率が都道府県ごとに設定されることになりました。
(都道府県単位保険料率)
8.26% 北海道
8.25% 佐賀県
8.24% 徳島県、福岡県
8.23% 香川県、熊本県、大分県
8.22% 大阪府、岡山県、広島県、山口県、長崎県、鹿児島県
8.21% 青森県、秋田県、石川県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県
8.20% (従前と同率)福島県、福井県、兵庫県、鳥取県、宮崎県、沖縄県
8.19% 宮城県、神奈川県、富山県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、愛媛県
8.18% 岩手県、山形県、茨城県、栃木県、東京都、新潟県、滋賀県
8.17% 群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、静岡県
8.15% 長野県
なお、介護保険の保険料率(1.19%)については全国一律のままで、料率も変更ありません。
また、9月は厚生年金保険料率も変更となります(全国一律現15.35%-変更後15.704%)。9月分の保険料を給料から控除する際(通常は10月に支払う給料)はご注意下さい。