福田です。1か月ぶりのブログ更新で申し訳ありません。先週土曜日に中小企業同友会研修に行ってまいりました。同友会には昨年3月より入会し、繁忙期はあまり熱心でなく昨年7月くらいからぽつぽつ会合に参加し始めたのですがこのような全体研修のようなものがあったとは知りませんでした。内容は同友会生誕のいきさつから会の歴史についての説明から始まって中小企業における自己変革や経営指針の重要性についての講義があり、あとは個々のテーマについてのディスカッションです。自己変革の重要性は嫌というほどわかっておりますが経営指針は正直まだピンと来ていないんですよね。経営指針の根底には顧客満足度の向上や社員の幸福度の向上ということが根底にあると思うのですがこの二つは現実には結構対立することが多いと思います。色々考えると指針は企業の暴走を制御する役割のほうが大きいのではないかと思います。まあこの辺は私の理解があまり進んでおりませんので別の機会にふれてみたいと思います。

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投稿者: 福田尚之公認会計士事務所 日時:2012年6月11日 09:06 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

福田です。IFRSの話題がだいぶ下火になってしまいましたがどうなってしまったのでしょう。正直先行国であるはずの欧州が今のような状態ですと導入して一体どれだけのメリットがあるのか疑問に思う部分もあるわけですが、基本的にタイムリー・ディスクロージャーという点から考えればIFRSはかなり足かせになるという気がします。IFRSの内容は毎年のように書き換えられ、恐らく将来もそういうことになると思いますので、適用企業は常ににそれを確認しつつ財務諸表を作成しなければいけません。日本を考えれば会社法や法人税法など周辺制度との間でIFRSとの齟齬がたびたび生じる可能性はかなり高いといえます。ただ今になってこれだけ足踏みしていることを考えると導入することで大きなメリットが得られるというようなものではなかったような気がします。異論はあるとは思いますがあえてIFRSを全面時価主義と定義してしまうとそこには数々のフィクションが生まれてしまうと思います。そこが不正の温床になる可能性も十分あると思うのですが。

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投稿者: 福田尚之公認会計士事務所 日時:2012年5月14日 13:43 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)