どこ行ったIFRS
福田です。IFRSの話題がだいぶ下火になってしまいましたがどうなってしまったのでしょう。正直先行国であるはずの欧州が今のような状態ですと導入して一体どれだけのメリットがあるのか疑問に思う部分もあるわけですが、基本的にタイムリー・ディスクロージャーという点から考えればIFRSはかなり足かせになるという気がします。IFRSの内容は毎年のように書き換えられ、恐らく将来もそういうことになると思いますので、適用企業は常ににそれを確認しつつ財務諸表を作成しなければいけません。日本を考えれば会社法や法人税法など周辺制度との間でIFRSとの齟齬がたびたび生じる可能性はかなり高いといえます。ただ今になってこれだけ足踏みしていることを考えると導入することで大きなメリットが得られるというようなものではなかったような気がします。異論はあるとは思いますがあえてIFRSを全面時価主義と定義してしまうとそこには数々のフィクションが生まれてしまうと思います。そこが不正の温床になる可能性も十分あると思うのですが。
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福田尚之公認会計士税理士事務所
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