保険を整理するということ
突然ですが中小企業の経営者の皆様に質問です。
ご自分の会社が加入している保険について、
内容をきちんと把握していますか?
そもそもどのような目的で加入したのか、
どのようなケースが対象となるのか、
いくら保険金が支払われるのか、などなど・・・
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私は主に法人保険のコンサルタントとして、
中小企業の保険整理のお手伝いをしているため、
日々、実に多種多様な保険証券を拝見いたします。
火災保険、施設賠償保険、PL賠償保険、請負賠償保険、
傷害保険、自動車保険、役員の生命保険、従業員の生命保険と、
様々な保険証券が出てきて、
経営者の皆様がそれぞれ会社を守るための保険を吟味の上、
ご加入されていることが良く分ります。
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これをカテゴリー別に整理した上で、
事業の状況、ニーズ、業務の変化と照らし合わせていきますと、
上手に保障が得られている場合は、
「良かったですね」と分析の結果を喜んで報告できます。
しかしその一方で、保障が実状に合っていない掛け方に
なっていることも良くあります。
この業務にはどうみても必要な保障なのに保険が掛かっていない。
また保険は掛かっているが、
補償されていると思っているケースが補償されていないなど。
このような勘違いは保険業界全体のルールで仕方がないものなのか?
保険担当者の間違えなのか? 契約者のうっかりなのか?
どちらにせよ正しい状態にする必要があります。
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保険整理とは保険証券を管理しやすくためだけではなく、
保障の洩れをチェックし、保険を維持する事務コストを軽減し、
万一の際における請求漏れを防ぐものです。
加えて保障内容や保険料見合いが適正なのか、
もっと他に良いものがあるのか否かの確認ができます。
保険料や返戻率、契約者貸付利率、変換などの可否、保障の幅など、
経営者がチェックされる項目は様々です。
特定の保険会社や団体でないと得られない保険もあるため、
複数の保険会社の情報を得る必要を身に染みて感じています。
「自社の保険はどうだったかな?」と思った方は、
ぜひ当社までお気軽にご相談ください。