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「他人を守る」は、「自分を守る」

私どもの本社がある足立区綾瀬は下町ということもあり、
実に自転車が多いのですが、
そのマナーはあまり自慢の出来るものではありません。
無灯火、二人乗り、傘差し、携帯を片手に危険運転・・・

でもこれって、下町に限らず、
どこでも目にする光景ではないでしょうか。

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そんな自転車が起こす事故が、年々増加しています。

あるデータでは自転車による人身事故が18万件を超え、
死亡事故も16件に達するとのことですが、
そのうちの一件「16歳の娘さんが自転車で歩行者に激突した事故に、
5000万円の賠償命令」というニュースがありました。

加害者が未成年のため、その親権者である父親が、
そっくり5000万円の負債を背負い込んだとも報じられました。


◎自転車通勤も企業のリスクに
 自転車事故で5000万円もの賠償責任! 企業が負う新たなリスクとは?
 
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ここで注意すべきは身近な乗り物である自転車が、
意外と加害者になるケースが多い点です。

1年間に発生する交通事故は届出があるだけでも100万件、
負傷者は120万人を超えるといわれます。

当然の事ですが、私達は事故が起こらないよう、
また事故が起きても被害が最小限ですむように努力します。

しかし事故は何の前触れもなく発生します。

そして恐ろしいことに、自分で防ぐことのできる割合は、
せいぜい発生件数の1割前後だとする統計もあります。

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では事故にあったとき、誰があなたを助けてくれるのでしょう。

国ですか?親戚ですか?

火災や地震、自動車事故、賠償事故等の損害保険分野は、
公的支援制度とはほとんど無縁です。
自分で守るしかないのです。

私は生命保険会社出身なので、
以前は保険の役割を「自分自身や家族を守るためのもの」と
位置づけておりました。

しかし保険の一元化サービスを提供する現在はこう言えます。
自分自身を守るとともに「第三者をも守ること」だと。

(誤解を恐れず言うならば)あえて、どちらが大切かといえば、
他人を守る保険を優先すべきだとも思います。


◎お子様のいる家庭にとって積み立て保険よりも必要な保険とは?
 ~個人賠償責任保険をご存じですか?~
 

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自動車でのリスクを考えれば合点がいくかと思います。

その優先順位は、

①第三者である対人・対物の補償(しかも無制限)
②次に自分自身や搭乗者の補償(身内のお身体)
③最後に財物であるご自身のお車の補償

どんな方もこの順番でリスク対策を打たれます。

ご自身のお車が使い物にならなくなったとしても、
一生を棒に振るう事はないでしょう。

しかしもしも人を殺めてしまったり、
障害が残るような怪我を負わせてしまったりした場合は、
億を越える高額な賠償請求になり、
ご自身はおろか家族全員にまで及ぶ問題となりかねません。


◎不運では済まされない無保険車という存在
 
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前述した自転車事故にもあったように、
日常生活において何千万円といった高額賠償請求を起こされた際、
銀行は何の担保もない賠償金のために、
すんなりお金を貸してくれるでしょうか。

多発する事故、高額化する賠償のために、
一家が離散したり、自殺に追い込まれたりという話はいくらでもあり、
ひとたび事故に巻き込まれれば、
賠償責任はあなたを一生追いかけてくるのです。

自動車なら運転しなければ直接の加害者となる事はありません。
しかし日常生活におけるアクシデントは、
悲しいかな、避けられないのが事実といえます。

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賠償保険は一見、被害者(他人)を守るもののように思えますが、
結果的にもっとも救われるのは、
加害者となったときのあなたなのです。

たかが保険、されど保険。

殺伐としたこの世の中を生きるための最低限の準備をしておきましょう。


◎社員が社有車に同僚を乗せて自損事故! こんなときどうする?

◎自動車保険のお得情報 車を2台以上お持ちの方は必見です

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