合言葉はムームーゴ
保険毎日新聞掲載のアンケート「自動車保険意識調査」(全12問)の
回答分析(全9621件)のうち、興味深いものを数問取上げてみました。
『あなたはどのようなジャッジになりますか?』
1.お車を運転される方の年齢によって、
保険料がお安くなるケースがあることをご存知ですか?
・知っている:89%
・知らない:11%
2.運転される方をご家族・ご夫婦・ご本人などに限定する事により
保険料が変わることをご存知ですか?
・知っている:89%
・知らない:11%
⇒運転者を限定する事や年齢条件を設定する事で、
保険料のコストセーブを検討していない人が10人に一人は
いらっしゃるようです。あなたは大丈夫ですか?
3.3台以上車を持っていると、
保険料が安くなることをご存知ですか(ミニフリート)?
・知っている:23%
・知らない:77%
⇒都内近郊にお住まいの方でお車を何台もご所有の方は
なかなかいらっしゃらないと思いますが、
お子様の車やバイク(原付も可)などを合計して3台以上ご所有の方は、
この恩恵を授かる事が出来ます。
該当される方は、何はともあれ担当の損保マンに今すぐお電話を!
4.相手方に100%責任がある場合、
自分の保険会社は示談交渉が出来ないことをご存知ですか?
・知っている:24%
・知らない:75%
・回答なし:1%
⇒4人に三人の方は、過失割合「10対0」を主張しても、
保険会社が間に入ってくれるものだと思っています。
過失割合が「0」というのは、喜ばしい事ではあるものの、
いざという時にご自身での示談交渉はちょっと・・・という方が
多いのではないでしょうか。
私共はそんな時、的確なアドバイスをさせていただいております。
あなたにはそんな時、頼れる方がいますか?
5.保険会社を変更しても「等級」は変わらない
(同じ等級になる)ことをご存知ですか?
・知っている:63%
・知らない:37%
・回答なし:1%
⇒「お付き合い」と称して、中々他社への見直しを躊躇されている方・・・
等級継承の認識不足もあるのではないでしょうか?
複数の保険会社の内容やコストの比較検討は今や必須です。
6.現在、契約している自動車保険はベスト(自分に合っている)だと
思いますか?
・ベストと思う:36%
・問題ないと思う(少し不安):41%
・評価できない(分からない):22%
・回答なし:2%
⇒4人に一人の方は、納得(理解)されていない
といったデータが読み取れます。
経費削減のためにも、ムリ・ムラ・ムダの排除は大切です。
家族構成や使い勝手等々をしっかりとした分析した上での
納得のいく説明を受けることが必要です。
7.ご自身の自動車保険の契約と補償内容について、
どのようにお決めになりましたか?
・代理店に任せている:27%
・代理店主導で決めた:23%
・自分主導で決めた:30%
・自分で決めた:17%
・回答なし:3%
⇒ご自身主導が必ずしも正解かどうかは別として、
代理店主導が50%を占めていることは事実です。
信頼関係があってお任せにしていらっしゃる方も、
補償内容が複雑多岐にに渡るものなだけに、
ただ単に「前年同条件で更新」されるのだけはご注意ください。
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数ある保険の中でも自動車保険は身近なものといえるのに、
このアンケート結果から、勘違いや認識不足が多い事が伺えます。
上記以外でも、免許証の色によって割引があることや、
車両保険には当て逃げや自爆事故時には対応不可能な「限定タイプ」が
あることなどをご存じない方もいらっしゃいます。
巷には無保険車(任意保険)が30%はいるのではないかと言われています。
様々な特約や割引も大事ですが、自動車保険の「基本部分」を
今一度チェックして下さい。
合言葉は⇒無・無・5(ムームーゴ)
・対人:無制限
・対物:無制限
・人身傷害:5,000万円(3,000万円以上は必須)
いまだに対人対物の補償限度額が1,000万円や2,000万円といった方を
お見受けしますが、非常に危険です。
賠償金額が補償限度額を超えた場合、その分の賠償金額が自己負担に
なるだけでなく、保険会社は補償限度額の範囲内しか補償して
くれませんから、示談交渉もご自身で行う必要が出てくるのです。
これを機に、ご契約の自動車保険証券に目を通してしてみては如何ですか。
秋の大型連休(シルバーウィーク)にお出かけの前に、
是非チェックしてみて下さい