給付金の請求漏れはありませんか?
一時期、保険金の不払い問題がニュースとなった際、
請求漏れについても各保険会社で再調査を行いました。
昨年末に保険の見直し相談で出会ったお客様にも、
請求漏れが発生しておりました。
10年前に医療保険に加入。
当時としては一般的な、入院開始日からその日を含めて
5日目からお支払する医療保険でした。(入院日数-4日)
加入してから7年後に2泊3日の入院をし、
内視鏡による手術を受けました。
お客様が加入保険の担当者に問合せをしたところ、
2泊3日の入院の場合はお支払対象外となると言われ、
給付金請求の手続きを行わず、現在に至っているとのことでした。
(加入当時の担当者は既に退職しており、担当者が変わっていました。)
しかし、2泊3日の入院は支払の対象外となりますが、
こちらでお調べしたところ、入院中に行った手術については
保険会社が定める特定の手術に該当しており、
手術給付金の請求に該当することがわかりました。
今回のお客様の場合、
1.保険会社に連絡、2.必要書類の取寄せ、3.必要書類の提出
のお手伝いをさせていただき、無事手術給付金を受取ることが出来ました。
※保険会社では給付金請求に対して時効を定めております。ご注意下さい。
最近、目立つ請求漏れは次のようなものです。
・白内障の手術
・緑内障の手術
・エキシマレーザー角膜屈折矯正手術
(レーシック 加入時期により対象外となる場合もあり)
・内視鏡による大腸ポリープ切除手術
(レセプトにて手術に加点がある場合)
・痔の手術(手術の方法によっては対象外となる場合もあり)
日帰りで手術を行う場合、請求漏れが発生しやすいようです。
過去の請求履歴についても、保険会社にお問合せいただくと
調べてもらうことができます。
お心当たりのある方は、一度調べてみては如何でしょうか。