資金調達(上海編)
シルバーウィークを利用して上海に行きました。(9/18~21)
日本ではこの間ビジネスが止まります。約2年ぶりの上海訪問でした。
前回は、上海に設立したアフィリエイトサービスの子会社の設立集会でした。
残念ながら、この会社はすでに閉鎖しています。
今回は、日本・中国の交流ビジネスに、香港を含めた中国の資金を投資できる条件を探る目的でした。すでに中国は海外投資をできるだけの資金を蓄積しています。
世界的な金融状況として、米国債の大量保有に示されたとおり、中国資金の豊富さは明らかです。
具体的に、個別事業のレベルで、資金が動く要件などは実はあまり明らかではありません。
具体的な経験の蓄積が大切です。
まずは関係者の意思疎通です。今回も、中華料理の円卓で、関係者が一堂に集まりました。
言葉の問題があり、日本語で会話ができないと実質的なコミュニケーションができません。この場合、日本語ができる中国側の要員が大きな役割を発揮します。
上海であるレベル以上の男女は、英語でのコミュニケーションはこなします。ただ日本語となるとやはり少なくなります。日本留学経験者等が大切な役割を果たします。
中国側へのアプローチも直接は難しく、日本事情に詳しい仲介者の存在が必要です。今後この仲介ビジネスは拡大していくことが想定されます。
事業プランの評価基準も異なっており、やはり現時点では共同事業、出資は難しいと感じています。
今回も、投資、融資ではなくて、商品の仕入れとしての提携に絞って折衝という結論となりました。
世界一だった440メートルの森ビルも今は世界3位だそうです。
2012年万博を目指して、上海はまだまだ変化しています。