M&A・債権譲渡登記にも強い! 東京都中央区の司法書士 司法書士大越一毅事務所の大越一毅先生を取材!!
事務所名 | 司法書士大越一毅事務所 |
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住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目2番22号 銀座DOWAビル9階 フォーサイト総合法律事務所内 |
最寄り駅 | 銀座駅 |
電話番号 | 03-6255-4701 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A.基本的には司法書士業務の中でニーズがあることは何でも行っています。
ですが、去年の5月に施行された会社法に迅速かつ正確に対応できた影響もあり、現在では商業登記及びそれに付随した企業法務・ストックオプション・種類株式・株式公開(IPO)に関する分野のご相談・ご依頼が非常に多くなりましたね。お客様もベンチャー企業様など、上場を目指すパワーのある会社が非常に多くなりました。
どの企業も会社法で相当影響を受けましたので、今まで依頼していた専門家では対応できなった為に当事務所に相談にいらっしゃったりすることもあります。
また、他に多い分野は債務整理や賃貸トラブルなどの裁判業務、不動産であれば相続関連ですね。
企業法務分野の仕事が多くなったということもあり、今年の4月に所属する弁護士法人の弁護士と外部の公認会計士が第一法規から出版した「新株予約権・種類株式の実務」という書籍に分担執筆をさせていただきました。私は、この本の中で登記関係の部分を担当しました。今度は機会があれば単著でも何らかのテーマで出版してみたいですね(笑)。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業エリアは東京を中心に全国対応しております。営業時間は平日の9:00~18:00ですが、債務整理を相談したいお客様は普段仕事されている方がほとんどですので、夜間や土日など時間外対応もしています。休みも基本的には土・日・祝ですが、お客様の都合に合わせて可能な限り対応しております。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.そうですね、法律を扱い、登記申請は手続法務ですから、正確性が一番重要なのは言うまでもありません。
ですが、それだけに止まらず企業法務分野のご相談で特に重要視しているのはお客様が“本当にやりたい・したいことは何かな?”ということを掴むことですね。
会社法改正の影響もあり、お客様が気づいてない問題点も非常に多くなっていますので、何をすればお客様にとってベストなのかを提案できるよう常に意識しています。
その提案が必ずしも最初の相談時点では必要ない場合もありますが、無駄にはならず、後々役立つことも少なくないので、お客様からは感謝されますね。
Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか?
A.当たり前のことなのですが、一番はお客様の目を見て話すことですね。話の内容のメモを取ることも大事ですが、メモを取ることに意識がいきすぎてしまうと、お客様も話している気にならないと思うのです。特に最初のご相談のときは、不安や緊張しているお客様も多いですから、特にこの点を心がけています。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.元々、大学の法学部に入ったときから将来は法律に関わる仕事に就きたいと考えていました。最初は弁護士を希望していましたが、資格の予備校に行った際に法律の専門家は弁護士だけではないという事を知りました。
司法書士は身近な街の法律家といったコンセプトがあり、そのコンセプトが自分が法律の専門家になりたいと思った最初の志とマッチしました。
更に、司法書士は伸びていく職業だと感じたためでもあります。何故なら、平成15年に簡易裁判所の法定代理権を取得したことなど、これから業務範囲がどんどん拡大していくと期待できます。その成長期に自分が司法書士でいられるというのは、大変でもありますが、面白いと考えたからです。
まだまだ、世間的にはメディアの露出も低く、地味なイメージが強い職種ですが、そういったイメージも今後変えていきたいですね。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.今の弁護士法人から離れ、都内で一人で開業するという事はあまり考えていないですね。
なぜなら、弁護士の先生とお付き合いするメリットがあるので、お客様に法務面でのワンストップのサービスを提供できることが可能です。
相談に来られた方の悩みが、仮に自分が取り扱える業務分野ではなくても他の先生方を紹介することが可能です。
ただ将来的に同じ志を持った人達が集まってくだされば一緒に事務所を開業するかもしれないですね。
Q.事務所に対してのお気に入りなどはございますか。
A.アクセスがいいのが一番ですね。あとは会議室が多く、どの部屋も広くて綺麗なので大人数でも対応していますし、お客様にとっても圧迫感がなくリラックスして相談していただけると思います。
Q.趣味・最近はまっていることはございますか?
A.サッカー観戦と、週末に仲間と一緒にテニスをすることですね。テニスは高校の時からやっていますし、今でも大会に出場します。サッカーは埼玉県出身ということもあり、浦和レッズのファンです。ホームゲームではスタジアムにも直接足を運びますよ。
また最近ゴルフも始めました。もともと体を動かすことが好きですね。でも同じくらい食べることが好きでよく食べます(笑)。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.座右の銘とは少し違うのですが、「努力しても報われない」という言葉が自分の中では違うと思っています。「無駄になる努力はない」と考えているからです。
もちろん、全ての物事が努力で解決するとは限りませんし、才能が必要なこともあるでしょう。
ですが、たとえ努力した結果が望むものではなかったとしても、継続して努力できたことは、必ずどこかで自分に返ってきて生きてきます。最近は強くそれを感じるようになりました。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.資格試験の受験勉強時代は、試験のことだけでなく、開業後のことなどいろいろな情報が耳に入ってきます。特に今はインターネットなどで容易に情報収集ができますからね。その中には、合格しても“司法書士としてやっていけるのか?”とか“資格だけあっても意味がない”“今は英語など外国語が出来なければ仕事はこない”などと受験生を不安にさせる情報もたくさんあるでしょう。
ですが、まずは試験に合格することが何よりも大事です。合格しなければ、スタートラインにすら立てていないのですから。
したがって、合格後のことは合格してから考えればいいんです。それでも十分に間に合います。
もちろん資格は持っているだけでは何の役にもたちませんので、それをいかせるかは皆さん次第ですが、「これが無きゃダメ」ということはありません。むしろ英語を身につけたから、必ず成功するわけでもありません。私は英語が今でも喋れませんし(笑)。
むしろ、個々の自由なやり方によっては、司法書士は、いろんなことにいかせる資格です。若い人たちにどんどん司法書士を目指してもらって、業界を活性化してほしいですね。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A.何かお困りごとや疑問に思ったことがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。いつでもお待ちしております。一人で考えていると不安に思うこともありますし、一人で悩まずに電話でもメールでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。