■弁理士に業務禁止処分■
特許庁は14日、弁理士法に基づき、
植田茂樹弁理士(59)の業務を禁止する懲戒処分をしたと発表した。
04年8月~06年7月に、74法人・個人が依頼した
特許の出願101件について、手数料を預かったのに、
出願や審査の請求に必要な手数料を特許庁に納めていなかったという。
このうち54件については、
手数料(総額約500万円)を納付しなかったたため、
出願が却下されたり、取り下げ扱いになったりした。
東京都世田谷区にあった植田弁理士の「植田国際特許事務所」は
07年春頃閉鎖。
現在は所在が確認できないという。
(朝日新聞)