金融個人資産1453兆円
株価回復3年ぶり増
日本銀行が17日発表した資金循環統計(速報値)によると、
2009年度末時点の個人金融資産残高は
前年度末費3.1%増の1453兆円で、3年ぶりに増加した。
株価の回復で株式や投資信託の
金融資産が大幅に伸びたことが要因だ。
項目別では、「株式・出資金」が23.8%増の103兆円、
「投資信託」が15・6%増の55兆円とそれぞれ大幅増。
金融資産全体の54・9%を占める「現金・預金」は
1.5%増の798兆円と4年連続で伸び、
安全志向の高まりが続いている。