☆消費者心理改善
内閣府が11日発表した6月の消費動向調査によると、
消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の一般世帯、
季節調整値)は前月より1.1ポイント高い35.3となり、
2か月連続で上昇した。
東日本大震災を受けた暮らし向きや雇用への不安感は和らいでいる。
だが、国内旅行者が減るなど、自粛傾向も依然として残っている。
消費者心理の基調判断は、
「依然として厳しいものの、このところ
持ち直しの動きがみられる」とし、
5か月ぶりに上方修正した。
1年後の物価予想では、
「上昇する」と見込む割合が前月比0.3ポイント増の71.1%で、
2か月ぶりに増加した。
「低下する」は5.9%で前月と同水準だった。