大阪証券取引所、証券市場を取り巻く環境変化を踏まえた上場制度見直しに伴う上場関係規則を改正
1.情報元 大阪証券取引所(http://www.ose.or.jp/rules/revise/071128b.html)
(http://www.ose.or.jp/rules/revise/071128b_3.pdf)
2.日 付 平成19年11月28日
大阪証券取引所は、平成19年11月28日付けで、本年7月21日に募集した「証券市場を取り巻く環境の変化を踏まえた上場制度の見直し」に関するパブリックコメントを基に上場関連諸規則の一部改正を行い、公表しました。本改正は12月1日から実施されます。
主要な改正の内容は次のとおりです。
1.望ましい企業行動実現のためのルール整備
(1)企業行動に関する規範の制定
(2)子会社の上場申請に関して、親会社に求める確約書の提示
(3)ヘラクレス上場会社に求める反社会的勢力排除体制整備の開示
2.問題企業・行動への対応
(1)会社情報に係る照会事項の報告・開示制度の充実
(2)テクニカル上場時の改善報告書引継ぎ制度の整備
(3)不適当な合併等の要件の追加等
3.株式等の流通性基準の見直し
(1)ヘラクレスの公開株式数に係る上場審査基準の見直し
(2)市場第一部・第二部の流動性基準(株主数、浮動株式比率等)の見直し
(3)ETFの流動性に係る基準の見直し
4.法制度等の状況変化に即した対応
(1)三角組織再編に伴うテクニカル上場制度の整備
(2)株主の権利の不当な制限に係る上場廃止基準の見直し(種類株発行関係)
(3)有価証券報告書等の提出遅延への対応
詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。
情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)