JASDAQ証券取引所、「リクイディティ・プロバイダー制度による売買の開始について」を公表
1.情報元 JASDAQ証券取引所(http://www.jasdaq.co.jp/data/wn200317_press.pdf)
(http://www.jasdaq.co.jp/guide/guide_05.jsp)
2.日 付 平成20年3月17日
JASDAQ証券取引所は、平成20年3月17日付けで、「リクイディティ・プロバイダー制度による売買の開始について」を公表しました。(リクイディティ:流動性)
リクイディティ・プロバイダーとなった証券会社には、自己の計算による売り注文又は買い注文を毎営業日必ず発注することを義務づけています。このことにより注文状況の厚みが増し、市場の流動性は向上することになります。
これまで同市場の売買方式は「オークション方式」と同取引所独自方式の「マーケットメイク方式(※)」の2種類でしたが、平成20年3月24日より全ての上場銘柄が「オークション方式」で売買されることとなります。そして、平成20年4月1日より、新制度である「リクイディティ・プロバイダー制度」(LP制度)が開始されます。
詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。
(※)マーケットメイク方式
マーケットメイク方式とは、マーケットメイカーである証券会社が投資者からの売買注文の相手方となり、売買を成立させる方式。1998年12月より、株式店頭市場の流動性向上の方策の一環として、日本証券業協会においてマーケットメイク制度が導入された。2007年11月末現在、JASDAQ上場銘柄978銘柄のうち、199銘柄がマーケットメイク方式を採用している。
情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)