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経営者仏教の三句の法門(2)

 前回は三句の法門(菩提心を因と為し、大悲を根本と為し、方便を究竟と為す)の第一句を経営者仏教の観点から読んでみました。三句の法門は密教経典である大日経にありますが、大乗仏教の真髄をも表しています。菩提心は仏教共通のキーワードですが、大悲、方便は大乗仏教を感じさせる言葉です。

原文  経営的な意味       経営者の資質

菩提心  健全な向上心       健全な自己イメージ

大悲  思いやり、社会貢献の心  素直さ

方便  具体的手段・方法論   要領の良さ

 第二句の「大悲を根本と為し」では、「ご縁ある方々(例えば家族、従業員、顧客、地域、国家)への思いやりの心が経営の土台」と教えます。自分本位の経営では、会社は5年と持ちません。株式公開が楽な時期は、自分本位のゲーム感覚で株式公開を目指す経営者も見られました。最近の株式公開のハードルではとても通用しない話ですし、一般論として考えても、どこかで周囲からの押し上げる力を頂かないと、会社が支え切れなくなります。新興市場銘柄で不祥事が続くのを見ても、経営者が大悲を忘れた事が一因かもしれません。単純な向上心だけでは会社は走れないのです。
 また人間一人では、成功を享受できません。成功を心から祝福してくれる人に恵まれなければ、成功の価値も半減してしまいます。成功とは「人から認められる」ことで成り立つ面があります。たとえ貧しくても志に共感の輪が広がるなら、その人生の満足感は高いはずです。多少のお金があっても、周囲が営業マンだらけの人生では、物理的な快適は追求できても、心は満たされません。安直なコミュニケーションを求め、新興宗教や自己啓発セミナーに入り込む若者を見るにつけても、経営者は物質的に報いるだけでは不十分であることが分かります。十分に受け入れられた経験を持つ人間だけが、自分の創造性を発揮し、時には周囲の反対も押し切って、自分の進むべき道を進めるのでしょう。
 一方で「思いやり」「社会貢献」に囚われても経営は柔軟性を失います。お金も時間も有限ですから、世の中全てに貢献し、感謝される事はあり得ません。「良いこと」に安直に時間やお金を投じてはいけません。大悲からスタートしても、人や組織を堕落させる事がいくらでもあります。そこで方便の出番となるのです。

 さて最後の第三句は「方便を究竟と為す」です。「最も大切なのは、具体的な方法論である」というのです。私はこの句が大好きです。これが経営の根幹とすら思うのです。
「経営は心の持ち方次第」と言われますが半分は間違いです。思考を現実化するには「具体的な方法論」が必要です。多くの心の美しい経営者が、特に創業直後の経営者は、方法論を甘く見て失敗します。経営とは「人々の美しい心を現実化するために方法論を取捨選択し組織化する業務」です。組む相手、出すお金、取り組む手法には厳しい選択眼が必要なのです。動機は如何に善であっても方法論が誤っていれば、残念ながら成功はありえない、というのが、大変厳しいですが仏の教えでもあるのです。 

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JASDAQ証券取引所、新市場「NEO」を創設

1.情報元  JASDAQ証券取引所(http://www.jasdaq.co.jp/list/list_neo1.jsp
2.日 付  平成19年8月10日
JASDAQ証券取引所は、これまで新市場NEOについて平成19年3月に制度要綱を、5月に名称を発表し、創設に向け準備を整えてきました。この度、「新市場NEOの創設に伴う有価証券上場規程等の一部改正について」に係る施行日を8月13日とし、平成19年8月10日付けでNEO創設を公表しました。
それに伴い、JASDAQ証券取引所HP上に、NEOのサイトがオープンしております。また、同日付でNEOのロゴも発表されました。
「NEO」の特徴
■技術評価アドバイザリー・コミッティー
先端的な技術を基盤として事業を行う企業の上場申請にあたって、当該技術についての説明書類の提出を求め、必要に応じ、上場申請会社から独立した複数の有識者による技術上の観点からの分析を行った技術評価の結果を示す書類を求め、上場申請時点における当該技術の実在性についての評価を行うものです。(当該技術の具体的な成果又は効果が客観的に確認でき、製品化されている場合を除く)
■マイルストーン開示
 NEOに上場する企業の特性に鑑み、投資者の投資判断に重要な意義を持つ会社情報に係る開示の充実を図る観点から、既定の適宜開示に加え、マイルストーン開示を義務付けられます。マイルストーン開示は、NEO上場会社の3年以上の期間に係る事業計画の内容及び、その前提条件、マイルストーン開示を行う時点における事業計画の進捗状況並びに今後の達成の見通し及びその前提条件等について記載することとしています。なお、当該事業計画は、1年毎に見直しを行い、各事業年度において、常に3年以上の事業計画が開示されていることが求められます。
 また、NEOの上場審査基準の概要は、下記の通りです。
①株主数・・・・・・上場の時までに300人以上(見込)。
②上場時価総額・・・自己株式を除き、上場日において10億円以上(見込)。
③純資産の額・・・・直前事業年度の末日において純資産の額が負でないこと
④事業の経過年数・・上場申請日において成長可能性のある新技術や新たなビジネスモデルに基づく最初の売上計上のときから10年を経過していないこと。
⑤監査意見等・・・・(1)直前事業年度に係る連結財務諸表等に添付される監査報告書及び申請事業年度に係る中間連結財務諸表等を作成することとなる場合は中間監査報告書に、無限定適性意見又は、有用な情報を表示している旨の意見が記載されていること。
(2)最近2事業年度において有価証券報告書等に「虚偽記載」を行っていないこと。
⑥取締役会の設置・・上場申請日から起算して1ヵ年以前から取締役会(外国会社である場合には、これに相当する機関)を設置していること。
⑦その他・・・・・・株式事務代行機関の設置、株券の様式、株式の譲渡制限、指定保管振替機関における取扱いに係る同意。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令」及び「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」等の公布について

1.情報元  金融庁(http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20070731-7/01.html
2.日 付  平成19年8月10日
金融庁は、平成19年8月10日付けで、「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令」及び「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」並びに「四半期連結財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」を公布しました。
「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令」は内部統制報告制度に関する所要の事項及び内部統制監査報告書が定められており、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」及び「四半期連結財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」は四半期(連結)財務諸表等の用語、様式及び作成方法について定められております。
なお、「内部統制報告制度」及び「四半期報告制度」については、平成20年4月1日以後に開始する事業年度から適用されることとなります。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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「人」を制する者は株式公開を制する~株式公開実現への基本(腹)を固める~

 株式公開クラブの第二回は人がテーマです。小前先生からは、株式公開準備において重要性を増している労務関連法規の解説に留まらず、法令遵守と組織活性化の両立を目指す様々な手法をご教示いただきます。労務関連法規の遵守については、社長が最大の抵抗勢力となるケースが多く、社長自らが現実を知らなければ株式公開準備は進みません。
 コーディネータである沼田からは、株式公開準備で最も大切な「取締役会」を段階的に整備する方法論をお話します。さらには当社(ファイブアイズ・ネットワークス株式会社)の会議運営、人事システム、教育システム等のご紹介させて頂きます。


《ゲスト講師ご紹介》 小前 和男 先生
社会保険労務士、行政書士、小前事務所代表(http://www.office-komae.jp/)
中小企業福祉事業団幹事。確かなノウハウ、20年に及ぶ実務経験、フットワークの軽さに定評があります。


■対象者:株式公開を目指す会社の代表者、またはそれに準ずる方に限らせて
     いただきます。

■日時:平成19年8月10日(金)16:30開場/17:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)
    17:00~ 「人」を制する者は株式公開を制する(小前 和男 先生)
    18:20~ 段階別取締役会セミナー(弊社代表取締役 沼田 功)
    19:40~ 質疑応答(講義終了後には懇親会を予定しております)

■会場:株式会社ジェイック 6Fセミナー室
    東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F
   (地図)http://www.e-jinzai.co.jp/company/map.html

■会費:一人31,500円(税込)(Five eyes Entrepreneurs Gate会員は無料)

■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。


 参加を希望される方は、貴社名、ご住所、お名前・役職・メールアドレス、懇親会への出欠を記載の上、平成19年8月8日(水)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。
info@5is.co.jp

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企業会計基準適用指針公開草案第24号(企業会計基準適用指針第10号の改正案)「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針(案)」の公表

1.情報元  企業会計基準委員会
       (http://www.asb.or.jp/html/documents/exposure_draft/ketsugou_bunri_3/
2.日 付  平成19年8月2日
企業会計基準委員会は、平成19年8月2日付けで、企業会計基準適用指針公開草案第24号(企業会計基準適用指針第10号の改正案)「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針(案)」を公表し、パブリック・コメントを平成19年9月3日(月)まで求めています。
これは、会社法の施行日から1年間適用除外とされていた合併等対価の柔軟化に関する規定が平成19年5月に施行されたことに伴い、いわゆる三角合併などについて、これまで明らかにされていなかった当該企業結合が取得に該当しない場合の会計処理について検討する必要が生じているものと考えられること等から、本適用指針について所用の改正を行うための審議を進めているものです。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

企業会計基準適用指針公開草案第24号(企業会計基準適用指針第10号の改正案)「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針(案)」の公表の続きを読む ≫

共感と正邪のコミュニケーション

 7月29日の第21回参院選は与党惨敗で終わりました。私は政治の専門家ではありませんが、「共感のコミュニケーション」を取るべき安倍首相が、「正邪のコミュニケーション」を取り続けた点が敗因の一つと分析しております。私はベンチャー企業経営者に、「共感のコミュニケーションから脱皮せよ」と訴えていますが、逆に大組織は共感のコミュニケーションが必要なのです。安倍首相のベンチャー・スピリットには敬意を表しつつ、経営手法の教材として、今回の選挙を使わせて頂きたいと思います。
 大政党(大組織)は共感のコミュニケーションによる組織運営が効率的です。「二大政党制」と言われますが、この体制下では、政策であれ利権であれ、思想・宗教であれ、政治的な影響力を望む全ての価値観は、二つの大政党に集約されます。大政党は少数価値観の連合体となるのです。誰であれ自らの価値観を実現するためには、大政党内で幅広い共感を集める事がポイントとなります。そのためにはある程度の現実主義を強いられますので、極端な考え方は排除されやすく、民主主義には適したシステムと言えるのでしょう。
 自民党、民主党といった大政党では、共感を得られやすい土俵の設定が、リーダーの役割です。党内議論も党派間議論も、戦略的に相手の土俵を回避して進みますので、権力闘争は論点の噛み合わないものとなります。「美しい国」と「地域格差」は対立点のように見えますが、安倍首相は「地方切り捨て」を主張しているわけではありません。「年金・政治とカネ」に至っては、共通点ですらあるかもしれませんが、この土俵を軽視した自民党は、有権者の共感を広げられませんでした。
 小泉旋風では、自民党候補は全員「郵政民営化」を叫びましたが、今回の選挙で「美しい国」を訴えた候補は何人いたのでしょうか。「戦後レジームからの脱却」は少しメジャーだったかもしれませんが、こうした面でも安倍首相は共感のコミュニケーションに失敗していました。国家観で民主党の分裂を誘う戦略でしょうが、自党にも浸透しませんでした。一方民主党は「年金・政治とカネ」を前面に出しつつ、「地域格差」を隠し味に自民党支持層の分断を図り成功しました。私は「美しい国」に賛同する一人ですが、この思想性の高い言葉は大政党向きとは思いません。首相の正義を貫く姿勢も、土俵が狭いと頑なな印象を与えるだけでしょう。小泉前首相は郵政民営化を改革全般に結びつけることに成功しましたので、頑なさが大きな共感につながりました。共感のコミュニケーションは老練さを要するのです。自民党としては安倍首相の若さが悔やまれるところでしょう。
 一方で中小政党は、正邪のコミュニケーションを中心に組織形成をするべきです。組織・資金・人材に制約があるので、一貫した明確な価値観を訴え、大政党の曖昧さ、現実主義に満足できない層を取り込むのです。公明党、共産党、社民党の埋没は、大政党型の共感度のコミュニケーションに軸足を置いた結果と私は思います。悪者や負け犬に落ちたくない気持ちが強いと、万人向けで物分りの良い言葉を使い、言論としては正しくても、結果的に認知度に優る大政党との差別化に失敗するのです。
 ベンチャー企業の成長期には正邪のコミュニケーションが重要ですが、社会への影響力が強まるにつれ、共感のコミュニケーションに回帰します。正邪のコミュニケーションは「弱者の戦略」としては効果的ですが、「強者の戦略」としては効率が悪く、言論以外の強制力を伴わないと、多様な価値観を取りまとめる事ができないからなのです。

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金融商品取引法制に関する政令の公布等について

1.情報元  金融庁(http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20070731-7.html
2.日 付  平成19年7月31日
金融庁は、平成19年7月31日付けで、以前募集していたパブリック・コメント「金融商品取引法制に関する政令案・内閣府令案等」(平成19年4月14日~5月21日まで募集)及び金融商品取引法の施行に伴い導入される「四半期報告制度、内部統制報告制度及び確認書制度の実施等に関する内閣府令案」(平成19年5月18日~6月18日まで募集)の結果を公表しました。
また、平成19年8月3日付けで、「証券取引法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令」が公布され、金融商品取引法の施行期日は平成19年9月30日とされました(「四半期報告制度」、「内部統制報告制度」及び「確認書制度」については、平成20年4月1日以後に開始する事業年度から適用されることとなります)。金融商品取引法制に関する内閣府令等については、平成19年8月6日以降順次公布され、平成19年9月30日からの施行が予定されています。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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合併等対価の柔軟化に係る会社法施行に伴う上場制度の整備等について

1.情報元  JASDAQ証券取引所(http://www.jasdaq.co.jp/data/public190730.pdf
2.日 付  平成19年7月30日
 JASDAQ証券取引所は、平成19年7月30日付けで、「合併等対価の柔軟化に係る会社法施行に伴う上場整備等について」を公表し、平成19年7月30日から8月17日17:00までパブリック・コメントを求めています。
 本年5月にいわゆる合併等対価の柔軟化に係る会社法(平成17年法律第86号)が施行されました。これにより、子会社を通じて組織再編行為を行う場合に、その対価として当該子会社の株式ではなく親会社の株式を対象会社の株主に交付する、いわゆる三角組織再編(三角合併)に関する制度の利用が可能となりました。
これを受け、JASDAQ証券取引所では、既存の上場会社の株主保護に配慮しつつ、我が国への投資拡大による経済活性化に資するよう、現在、上場会社の組織再編について相手方の非上場会社に適用されるテクニカル上場制度を三角組織再編(三角合併)の場合にも適用するなど、所要の制度整備を行うこととしています。
 実施時期は平成19年9月初旬を目途としています。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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日本証券業協会、「証券取引及び証券市場からの反社会的勢力の排除について」を公表

1.情報元  日本証券業協会(http://www.jsda.or.jp/html/houkokusyo/hoan_g.html
2.日 付  平成19年7月30日
 日本証券業協会は、平成19年7月30日付けで、証券保安連絡会実務者会議(警察庁、警視庁、金融庁、日本証券業協会、東京証券取引所等各証券取引所の実務担当者で構成)が中間報告として取りまとめた「証券取引及び証券市場からの反社会的勢力の排除について」(証券保安連絡会実務者会議中間報告)を公表しました。
 これは、証券取引等における反社会的勢力等への実効的な対応及び犯罪の抑止を図るため、「証券保安連絡会実務者会議」を設置し、反社会的勢力の排除に向けた実効的対策の検討及び証券版「不当要求情報管理機関」の設置に向けた検討等を行ってきたものであります。
現在も検討は継続中ですが、今般、改めて「証券関係者は証券取引・証券市場から反社会的勢力を排除する」という決意を対外的に表明するとともに、反社会的勢力の排除に向けた取組みの方向性を関係者に周知するため、中間報告として、現時点における検討状況を取りまとめたものを公表するに至りました。
 詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。

情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)

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究極の管理部門効率化の手法~上場会社2社の管理部門構築の現状を踏まえて~

 「管理部門0人で東証一部上場を実現した企業」と言われる株式会社XNET(東証一部上場・4762)、彼らは本業のシステム構築を活用する事で、究極の管理部門効率化を実現したと言われます。今回は同社の管理部門効率化戦略を、株式公開を目指す皆さまに公開したいと考えております。同社の手法は当時の上場制度の元で行われたものですが、経営者の皆さまにも参考になる点が多いと思います。
 同時にセレブリックス・ホールディングス株式会社(ヘラクレス上場・2444)の上場準備事例、両社のJ-SOX対応の現状等を踏まえながら、管理部門へのIT活用法を探っていきます。

《ゲスト講師》エックス・ネット・サービス株式会社(http://www.xnets.jp)
       代表取締役社長 矢野 聡 氏
 東北大工学部卒業後、1984年株式会社リクルート入社、ITメディアの開発に従事。その後、株式会社アスキーにおいて無料プロバイダー事業の責任者、USEN系列の無線LANの会社代表、システムインテグレーターの事業部長を経てインターネット広告配信会社のCTO兼インド・中国のオフショア開発を行う会社を経営。昨年11月よりエックス・ネット・サービス株式会社へ参画。

■日時:平成19年7月24日(火) 15:30開場/16:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)
■会場:ベルサール九段 ルーム3
     東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル4階
    (地図)http://www.tokyoipo.com/event/map/kudan2.html
■会費:21,000円(税込)(一社につき3名様まで参加可能)
   (Five eyes Entrepreneurs Gate会員は無料)
■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
■プログラム:
   ◆ 究極の管理部門効率化の手法 (矢野 聡 社長)
   ◆ 最新の株式公開事情(弊社代表取締役 沼田 功)
   ◆ 質疑応答

参加を希望される方は、貴社名、ご住所、参加される方のお名前・役職・メールアドレスを記載の上、平成19年7月20日(金)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。
info@5is.co.jp

皆様のご参加をお待ちしております!!

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「らしさ」を際立たせる経営~株式公開実現への基本(腹)を固める~

7月から株式公開クラブ(第三回)がスタートします。

7月~12月の6ヶ月、「『らしさ』を際立たせる経営」をテーマに語り抜きます。
初回は著名な経営コンサルタントでもあり、心のエキスパートでもある市川先生に、本物の経営と心を語って頂きます。経営者の腹を固め、心に響く話になるはずです。「『らしさ』を際立たせる経営」というテーマは、市川先生よりヒントを頂いております。

コーディネータである沼田からは、株式公開の現状を踏まえ、「らしさ」をどう事業計画、株式公開準備に落とし込むか、目から鱗のテクニックを伝授いたします。資金調達や株式公開準備に悩まれている経営者の方は、是非6回まとめてご参加下さい。

<ゲスト講師> 日本経営道協会 代表  市川 覚峯 先生

 産業能率大学、山城経営研究所等のトップ・コンサルタントとして、東京電力、JR東日本、帝人、ジャスコといった数々の大企業の研修・経営革新を指導。その一方で1990年から千二百日間、日本の心を経営に活かすべく比叡山・高野山・大峯山等で修行。


対象者 :  株式公開を目指す会社の代表者、またはそれに準ずる方

日 時 :  平成19年7月20日(金)  16:30開場/17:00開始

       17:00~ 「らしさ」を際立たせる経営 (市川覚峯 先生)

       18:20~ 株式公開の最新状況 (弊社代表取締役 沼田 功)

       19:20~ 質疑応答 (講義終了後には懇親会を予定しております)     

会 場 :  株式会社ジェイック 

       東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6階セミナー室

会 費 :  一人31,500円(税込)(Five eyes Entrepreneurs Gate会員は無料)
       ※会費は7月18日(水)までに指定の口座へお振込ください。


※ 「株式公開クラブ」は、株式会社ジェイック、ファイブアイズ・ネットワークス株式会社の共催セミナーです。


お問い合わせ先:ファイブアイズ・ネットワークス株式会社 FEG事務局

  TEL:03-3294-5501 FAX:03-3294-5511 Mail:info@5is.co.jp

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経営者仏教と三句の法門(1)

 「三句の法門(3つの大切な教え)」は、「菩提心を因と為し、大悲を根本と為し、方便を究竟と為す」という言葉で、大日経(密教の主要な経典)の第一章「入真言門住心品」にあります。「悟りを求める心が原因で、思いやりの心を土台とし、具体的な手段・方法論が究極である」というような意味でしょう。これを社会の第一線に立つ経営者の視点で読み解いてみました。

原文  経営的な意味  経営者の資質

菩提心 健全な向上心  健全な自己イメージ

大悲   思いやり、社会貢献の心  素直さ

方便   具体的手段・方法論   要領の良さ

 第一句の「菩提心を因と為し」は、健全な向上心の大切さを説きます。経営者であれば「自己の向上」「会社の発展」を願うのも菩提心でしょう。大乗仏教は大きな船で、皆で彼岸を目指します。それを心の問題に留めず、社会への働きかけにまで及ぼすのが私のイメージする経営者仏教です。経営者は現実を救済する僧侶なのです。曼荼羅を眺めると、実際に「心の世界はビジネスにつながる」と教えているようなのです。

 向上心の強い経営者は多いと思います。向上心の強さゆえに周囲とぶつかり、自分の不甲斐無さに嘆きます。これも修行なのです。人間は余裕があると良からぬ考えを起こし、悪事を働きやすくなります。自分を追い詰め出し切ると、能力がさらに開発され「創造と挑戦」の回路が働き出します。困難な仕事にチャレンジするからこそ、神仏の加護を頼むのです。現実逃避や暇つぶしに神仏を使っては、経営者として勿体無いと思います。

 私は「創造と挑戦」こそが、経営者を輝かせると考えております。船井幸雄氏の説によれば、人はやる気と努力、素直さと環境がそろえば、誰でも人材に育つそうです。他人の指示では1の仕事しかできなくても、納得して進んで仕事に取り組めば、1の指示に対して1.6倍の結果が出るそうです。
さらに最初から自分で考え計画を立てて取り組めば、「1.6の2乗(約2.5)」倍の仕事ができるそうです。経営者は結果が出やすい、成長しやすい環境にいますが、私はさらに「創造と挑戦」を意識する事で、1.6倍(合計すると4倍)の成果が得られると確信しております。そしてこの状態を目指す事こそ経営者仏教の修行なのです。

 一方人には「分」があります。これも重要です。分を越えた向上心は不健全で、自己不信を招くのみならず社会の害悪になりかねません。やりたい気持ちが空回りして周囲への思いやりに欠ける決断を産みます。向上心の健全さは自分でしか判断できません。自分でも分からないときは、「動機善なりや、私心なかりしか」という稲盛氏の判断基準が参考になります。
 力を出し惜しむ若隠居も、分を越えた夢想家も、「創造と挑戦」とは無縁です。ご縁を頂き経営者となり、社会から人と資金を預けられたからには、自分を知り、かといって自分に甘えず、与えられた能力を惜しみなく出し切る覚悟こそ、経営者仏教の菩提心と言えるのでしょう。

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財務報告に係る内部統制の構築と効率的な対応策

【テーマ】上場準備担当者必見!今から知っておきたい財務報告に係る
     内部統制の構築と効率的な対応策

《講義内容》
1. 財務報告に係る内部統制構築のプロセスとは
   ~公開準備会社のJ-SOX対応は「監査人」を十分意識して検討せよ~
2. これからの時代、監査人と上手に付き合うには
   ~1年前と同じ発想では監査人とは付き合えない~
3. 企業規模による取組みへのアプローチの違い
   ~大企業の採用するステップをそのまま踏む必要はない~

《ゲスト講師》
株式会社アグリーメント(http://www.agreement.jp/
公認会計士 秋元 創一郎 氏

(講師から一言)半年前まで大手監査法人の株式公開支援セクションマネージャーとして、上場準備会社の支援をライフワークとしてきましたが、度重なる粉飾事件に伴う会計不信、監査法人の業務停止といった環境下、保守化が進み現場の裁量の余地が乏しくなる環境に悩んだ末脆くもドロップアウト。
 個人的再起を株式会社アグリーメントの設立参画に賭け、同社の中堅新興企業向けJ-SOX対応支援ナレッジを、世の中に発信し続けていくことを新たな使命と日々研鑚を続けております。

《ツールの紹介》
 J-SOX対応支援ナレッジの中核となるツール『Knowledge Conc.シリーズ』は、米国SOX法適用の日本企業及び最近のJ-SOXのコンサルティング経験に基づき、日本の基準(日本の監査人の視点)を十分に取り込み、特に中堅新興企業を意識してコンパクトにパッケージ化したものです。必要な文書や雛型を網羅し、その上で低価格でのご提供を目指したものです。


■対象者:株式公開の準備・予定をしている企業の方、
     またはそれに関わる支援者

■日時:平成19年6月26日(火) 15:30開場/16:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)

■会場:新日本橋ビル(上田八木短資別館)8階会議室
    東京都中央区日本橋本石町1-1-9

■会費:21,000円(税込)(一社につき3名様まで参加可能)
   (Five eyes Entrepreneurs Gate会員の方は無料です)

■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。

■プログラム:
  ・上場担当者必見!今から知っておきたい財務報告に係る
   内部統制の構築と効率的な対応策(秋元 創一郎 氏)
  ・J-SOXによく効くIPOマップの活用方法(弊社代表取締役 沼田 功)
  ・質疑応答

参加を希望される方は、貴社名、ご住所、参加される方のお名前・役職・メールアドレスを記載の上、平成19年6月20日(水)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。
info@5is.co.jp



皆様のご参加をお待ちしております。


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資本政策のチェックポイント

~後悔しない株式公開のために~

 公開準備で時間を要するのは内部管理体制の整備ですが、経営者にとって成功・失敗を左右するのはやはり資本政策です。資本政策は「(自社の)株式」という「投資商品」の設計図でもあり、経営権やキャピタルゲインの配分計画でもあります。
 「資本政策には正解が無い」と言われますが、概ねポイントとなるのは持株比率、株価、ストックオプションの3点です。この3点を中心に、失敗しない資本政策のポイントをご披露いたします!

《講義内容》
◇資本政策の考え方
 ・資本政策の手法と会社法上の規制の概要
 ・金融商品取引法に基づく開示規制
 ・公開審査上の各種ルール

◇資本政策のポイント
 ・最近の上場会社、持株比率の分布
 ・最近のストックオプション活用事例

◇資本政策のケーススタディ
 ・未公開会社の成功事例を失敗事例
 ・第三者割当増資、ストックオプションの雛型
                      ・・等

■対象者:株式公開の準備・予定をしている企業の方、
     またはそれに関わる支援者

■日時:平成19年5月29日(火) 15:30開場/16:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)

■会場:新日本橋ビル(上田八木短資別館)8階会議室
    東京都中央区日本橋本石町1-1-9

■会費:21,000円(税込)(一社につき3名様まで参加可能)
   (Five eyes Entrepreneurs Gate会員の方は無料です)

■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。

■プログラム:
  ・資本政策のチェックポイント(弊社取締役 島野 光孝)
  ・資本政策のケーススタディ(弊社代表取締役 沼田 功)
  ・質疑応答
  ※ 研究会終了後には懇親会を予定しております。

参加を希望される方は、貴社名、ご住所、参加される方のお名前・役職・メールアドレス、懇親会への出欠を記載の上、平成19年5月23日(水)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。
info@5is.co.jp



皆様のご参加をお待ちしております。




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IRの最前線から上場を目指す皆様へ

株式会社ジェイック主催
    ◎5月特別バージョン「株式公開クラブ」のご案内◎
     【テーマ】IRの最前線から上場を目指す皆様へ
       ~上場会社と投資家・株主の正しい関係~

 株式公開を果たした会社の最初の難関はIRかもしれません。公開審査の中でもIRスケジュールやIR担当者の配置状況はチェックを受けますが、現実の株主や証券取引所等とのやり取りは、株式公開後にスタートします。特に新興市場に上場している企業からは、「IRコンサルタントも役に立たない事がある」との声も聞こえてきます。本物のIRが必要なのかもしれません。
 IRは単なる企業の宣伝ではありません。とはいえ投資家からの理解を深められなければ意味がありません。大半の新規上場会社は、上場後2~3年のうちに、市場から見放されてしまいます。ここに株式公開の難しさがあります。
 IR先端企業であるソニーで、日米でのIRに関わられた越智氏をお迎えし、IRの理論と実践とを、これから上場を目指す方々に実践的に、かつ分かりやすくお伝えして頂きます。あなたのIR観が変わる1時間になる事と
思います。


《講師ご紹介》 越智 大藏 氏
 京都大学経済学部卒、米コーネル大学経営大学院EDP終了、1970年ソニー商事(株)入社、経理、財務、経営企画を経て1980年ソニー(株)社長室(IRおよび資金調達を担当)、1981年にSony Corporation America,NewYork(IRマネージャー)、2000年にIRアドバイザーとして独立。株式会社アイフィスジャパン(東証マザーズ上場)顧問。


■日時:平成19年5月18日(木)16:30開場/17:00開始
    (時間厳守にてお願い申し上げます)

■会場:株式会社ジェイック 6Fセミナー室
    東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F

■会費:一人5千円(Five eyes Entrepreneurs Gate会員の方は無料です)

■お支払い方法:
   指定の口座へお振込みください。お申込みをいただいた後に口座のご案内をさせていただきます。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。

■プログラム:
 17:00~ 「IRの最前線から上場を目指す皆様へ」
       株式会社アイフィスジャパン 顧問 越智 大藏 氏

 18:50~ 「IRによく効く公開準備」
       ファイブアイズ・ネットワークス株式会社 
       代表取締役 沼田 功

 20:00~ 懇親会を予定しております


参加を希望される方は、貴社名、ご住所、お名前、役職、メールアドレス、電話番号を記載の上、5月16日(水)までに下記アドレスまでメールにてお申込みください。

info@5is.co.jp



皆様のご参加をお待ちしております。

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