経済産業省、プロ向け証券市場の創設等を提言
1.情報元 経済産業省(http://www.meti.go.jp/press/20071204006/20071204006.html)
2.日 付 平成19年12月4日
経済産業省(産業構造審議会金融部会)は、平成19年12月4日付けで、「産業発展・経済成長に寄与する金融・資本市場の競争力強化の在り方」を公表しました。
本報告書は、金融庁が年内に取りまとめを予定している「金融・資本市場の競争力強化プラン」に産業界のニーズを反映させるため、必要な提言を取りまとめたものです。
この中で、市場の国際化に関しては、これを進めるための方策として我が国における「プロ向け市場」の創設を提言しています。そして、「プロ向け市場」が備えるべき具体的条件として、下記の事項が制度上不可欠であるとしています。
①日本語以外の言語による開示の容認
②国際会計基準、米国会計基準や中国、インド等も含む主要国の会計基準による開示の容認
③上場審査の簡易化
また、新興市場の強化に関する対策としても、資金調達手続きが容易な「プロ向け市場」の整備が必要としており、内部統制報告制度や四半期報告の適用除外、審査基準の簡素化、日本版Nomad制度の導入などが提言されています。
詳細につきましては、上記URLをご参照下さい。
情報提供元:ファイブアイズ・ネットワークス(株)