愛人と内縁の妻と正妻と・・・
愛人といえば、ちょっとした秘め事みたいな怪しい関係を想像しますよね。最近電子辞書を購入して持ち歩いているのですが、ちょっと引いてみました(最近電子辞書にはまっていまして・・・)。
→1.人を愛すること
2.愛する人。恋人。また情婦・情夫
と広辞苑(以下同じ)に書いてありました。もっぱら愛人というと情婦・情夫のイメージですかね。
それでは、内縁についても引いてみます。
→1.内々の縁故。身内としての続柄~
2.事実上夫婦として生活しながら、所定の届出を欠くため、法律上の婚姻に至らない男女の関係
まぁ、理由はどうあれ法律上の手続きをしていない夫婦みたいな感じでしょうかね。
最後に正妻ですね。
→適法の婚姻による妻。内縁の妻などに対していう語。本妻。正室。
ということですな。
最近電子辞書にはまってまして、たまに、こんなちょっとした違いを調べてみると知的好奇心が満たされるというわけです。四字熟語や、スピーチ集、さらには「へー」っていわせる話なんかも収録されていて、なかなか飽きませんね。
ちなみに、税法上扶養に入ったり、贈与税の2000万円の配偶者控除を受けられるのは法律上の届出が必須です。社会保険上は内縁関係であってもいろいろと認められることがあり得ますが、内縁関係の立証が非常に大変なので、実務的にはあまり期待できないところです。
ということで、現在の法制度の下では、やはり正式に婚姻届を提出する方がいろいろと優遇されるという結果になります。 (税務上は12月31日までであれば間に合いますよ)
まぁ、プロポーズで「いろいろと税金が安くなるからオレと結婚しないか」なんて言おうものなら、インパクトがあり、記憶には残るかもしれませんが、実効性のほどは定かではありません。
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