お金の入口と出口、どちらで税金を取る?
我々のポケットにお金が入ってくるときに税金をかけるのが「所得税」の役目です。給与でもらおうが、配当でもらおうが、はたまた不動産や株などで稼ごうが、所得税がかかってきます。
その一法で、出口で税金を取ろうというのが「消費税」と「相続税」です。一度ポケットに入ったお金は、使ってしまうか、貯めておいて次世代に残していくかしか出口がないのです。ちょっと変わり者が「贈与税」で、相続税逃れを防止するためにもっとも高い税率が課せられます。
ということで、知らず知らずのうちに我々は入口と出口で課税されているわけです。
ところで、消費税は増税傾向、相続税も基礎控除などを下げて増税傾向に傾くと思うのですが、所得税は減税したいところがあると思います。こちらは国際競争で高いと目立つので下げたいという意向もあると思うのですが、結局は、お金を稼ぐ力のある人にどんどん稼いでもらい、出口で取ればいいやということですかね。
消費税が増税されるのであれば、稼げる人はどんどん稼ぎ、貧乏人はさらに貧乏になるという二極化につながっていくのでしょう。皆さんは日々どちらになる選択をしていますか?
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◆節税対策はナマモノです。たとえ現時点で有効であって、数年後には封じられることもありますし、対策の時期、目的、規模、期間、あるいは対象の個別事情によっては当初想定されていた効果が出ない場合があります。実際の実行にあたってはきちんと専門家に相談して自己の責任において行うようにしてください。
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