もし、社会保険料が税金になったら
そういえば、国民年金をまともに払っている人が本当に少なくなりました。年末調整で「国民年金のはがきはありませんか」と聞くと、「大丈夫です。払ってませんから」と言われてしまいます。
そういえば、2年前までさかのぼって払えますので、所得が一気に増えたときはガツンと滞納分の年金を全部払ってしまうと、将来の給付を確保しながら税金も安くなります。これ結構効きます。
そうそう、払っていない人が多いとなると、おそらく税金で取り立てることになると思うのですが、25年を満たせない人は取られっぱなしになったりしないか心配です。税金を増やして、払っていなかった人にも年金を支給するというのも財政上無理でしょうし、払っていた人が黙っていません。
そうなってくると、払っていない人はやっぱり不利に扱われて、もし25年を満たせない場合、税金で取られるだけ取られまくって年金なしということになったりしないでしょうか。
年金の制度を詳しく見てみると、かなりの数の経過措置が盛り込まれています。これはちょうど境目に当たる人が不利にならないように少しずつ改悪してきた名残かと思います。おかげで特例だらけの制度なのですが、また次もこの方法なのでしょうか。
近い将来何か動きがありそうですね。