孫子の兵法
本屋さんにはよく行くのですが、最近中国の古典が目につきます。
その中でも「孫子の兵法」なんかが多いような気がします。
実は、経営者の間では中国の古典が昔からよく読まれていて、古くからの教訓を経営に活かそうと努力している方が多いようです。処世術としてかなりおもしろいものもありますので、時間をつくって読んでみてはいかがでしょうか。
私は本を読むというより、iPodにたんまりと音声データを入れてあるので、たまに電車などで聞いているわけなのですが、中国人はしたたかだなと思います。一見ものすごい謙虚な行動のように見えるのですが、そのうらにきちんとした計算があったりします。
道徳的にどうのこうのいわれるより、そういった計算を含めて本当のところを学んだ方がしっくり来ます。
そうそう、孫子の兵法で好きなところがありまして、戦わないで勝つのが一番というところです。
たとえ勝ち戦とはいえども、戦えばこちらも無傷とはいきませんし、何しろコストがかかります。
戦わないで目的を達成できるのであれば、これが最高いうわけです。
よく考えてみると当たり前ですが、いつ聞いてもおもしろい、奥が深い部分です。
これを聞いてしまうと、いろいろとアイディアが出てきて、考え込んでしまうのが玉に瑕ですが。
私にとっては、マーケティング関係のセミナーと一緒で、いろいろとアイディアが出てくるツールの一つになっています。