どうしてこの領収書は連番なんでしょうかね。
社長連中と飲み会に行って、さんざん盛り上がった後にレジで精算。
このタイミングで領収書をほしがる人と、いらない人に別れます。
いくつか理由があるのですが、皆さん想像できますか?
一つ目は、大企業の場合で、そもそも接待交際費の枠がないパターンです。税金が安くならない領収書などいらないというわけです。
これはある意味、どうぞご自由にという話です
二つ目は、利益が出ていないので、領収書をもらっても赤字が増えるだけ。銀行からお金を借りにくくなるくらいならいらないというパターンです。
自腹を切る自由は認められているわけです。
次、三つ目。領収書がほしいパターンです。
自分が払った分をもらうのは正当な行為ですが、一つ目、二つ目の人の領収書までもらうとなると話は別です。接待したことにして税金を安くしようという魂胆丸見えです。
そんな人がもらった領収書はどうなるかというと、
通し番号が「連番」になっているのです(若しくはすごく近い)。
領収書を貼る位置をずらしてみたところで、なぜかわかってしまうのです。
慣れてくると、感覚的におかしいにおいが漂ってきますので、プロにはかないません。
そうそう、これの親戚みたいなモノで、クレジットカードで精算して、現金でみんなから集めるわけですが、領収書は分割してしまってみんなに渡します。
しかし、実際の経費計上はクレジットカードの利用明細に「領収書を無くしました」とメモして清算するパターンもあります。ここまで来ると確信犯。
もっとひどいのになると、クレジットカード会社に領収書を発行しろとクレームに近いような要求を出して、領収証をもらってしまう人すらいるようです。
あんまり、手口をばらさない方がいいですかね(笑)。
どうせバレてしまうなら、変な気を起こさないようにという意味で、ご参考まで。