いすゞ期間工3人解雇予告無効訴え
いすゞ期間工3人解雇予告無効訴え
仮処分申請
いすゞ自動車藤沢工場の男性期間従業員が9日午後、解雇予告の効力停止などを求める仮処分を横浜地裁に申し立てた。同工場では減産を理由に、期間従業員と派遣社員計約960人が今月26日で契約打ち切りを通告されている。
申立書によると、男性3人はいすゞのトラックを製造する藤沢工場で数年間勤務し、数ヶ月ごとに雇用契約を更新。契約期間は来年4月までとなっていた。しかし、先月中旬、12月26日付で解雇を予告され、契約期間満了までの雇用を定めた労働契約法に違反するなどとしている。
同社を巡っては、エンジンを製造している栃木県大平町の栃木工場でも、男性期間従業員2人が宇都宮地裁栃木支部に同様の申し立てを行っている。(20.12.10 読売新聞 -労働問題-)