国保保険料を2割超が滞納
国保保険料を2割超が滞納
厚生労働省は16日、自営業者などが加入し、市区町村が運営する国民健康保険の2007年度の財政状況(速報)を発表した。保険料を滞納している世帯が、全加入者の20.9%にあたる453万世帯(08年6月時点)となり、前年同期の18.6%から増え、初めて2割を超えた。
収入は13兆1164億円、支出は13兆726億円で439億円の黒字だが、赤字補填のための一般会計からの繰入金を除くと3787億円の実質赤字。単年度収支でみると、市区町村の約7割に当たる1283自治体が赤字決算となった。(21.1.17読売新聞―労働問題―)