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うつ病装い手当金詐欺

社保事務局から 容疑の男女3人逮捕


 秋田県警は、秋田社会保険事務局から傷病手当金をだまし取ったとして、札幌市豊平区西岡2条12,合資会社「アクア」代表佐野剛(41)、同市東区北15条東14,無職七尾龍也(28)、同所、接客業アルバイト海藤あかね(25)の3容疑者を詐欺の疑いで逮捕したと26日発表した。佐野容疑者らは2006年1月以降、支店社員などを装った知人ら数十人がうつ病で就業できないと偽り、秋田、北海道、青森、宮城、福島、栃木、東京の7都道府県の社会保険事務局から総額約5000万円をだまし取った疑いがあるといい、秋田県警で余罪を追及している。
 発表によると、佐野容疑者らは昨年3月中旬頃、秋田社会保険事務局に、七尾容疑者をアクア秋田支店長とする虚偽の健康保険新規適用届を提出。同年5月上旬頃には、七尾容疑者がうつ病で就業できないとうそをつき、傷病手当金の支給を申請、現金約66万円をだまし取った疑い。佐野容疑者は支給額から自分の取り分を得ていたという。佐野容疑者は容疑を否認し、他の2容疑者は認めている。(21.1.27 読売新聞 -労働問題-)

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