インドネシア人 介護現場に就労
インドネシア人 介護現場に就労
日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)により来日したインドネシア人の介護福祉士候補者101人が29日、全国51カ所施設で働き始めた。今後3年間、補助的な業務をしながら、正式な就労の条件となる国家試験合格に向けて勉強する。
横浜市の特別養護老人ホーム「さわやか苑」に着任したのは、エマ・ユリアナさん(23)とチトラ・バレンティンさん(21)。施設側はイスラム教徒である2人のために礼拝スペースをつくったり、日本で20年以上働くインドネシア人女性を相談役に置いたりと準備してきた。大矢清理事長は「3年間で試験に合格し、末永く働いてもらいたい」と話した。(21.1.30 朝日新聞 -労働問題-)