障害者雇用拡大を要請
障害者雇用拡大を要請
経団連に厚労省
厚生労働省は10日、障害者の雇用情勢が悪化しているとして、日本経団連に障害者雇用の維持・拡大などを要請した。同日、渡辺孝男厚労副大臣が経団連を訪れ、川本裕康常務理事に要請書手渡した。
要請書で同省は現在、就労中の障害者の雇用を守ることのほか、新たな雇用の促進・特別支援学校の卒業予定者の採用や職場実習の受け入れ・障害者を多く抱える事業所や福祉施設への発注確保を求めている。
同省によると、昨年11月以降、障害者の解雇件数は通常百数十件だったのが二百数十件に倍増したという。(21.2.11 日経新聞 -労働問題-)