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正社員と同水準の仕事4割

正社員と同水準の仕事4割


  契約・パート 賃金同じは16%


 契約社員やパートなど期間を区切って雇用契約を結ぶ労働者のうち、41.4%が正社員と同じ水準の仕事をしていることが、厚生労働省の調査で分かった。正社員と同程度の賃金だったのは16.2%にとどまっていた。企業が雇用調整のしやすさを理由に、賃金の低い有期契約労働者を正社員の代わりに雇っている実態が裏付けられ、「同一価値労働・同一賃金」を巡る議論に影響しそうだ。
 調査は従業員5人以上の約1万事業所が対象。6231事業所の回答を集計したところ、正社員と同じ仕事をする人は有期契約労働者の28.3%。仕事内容は違うが、同水準の仕事をする人は13.1%で、計41.4%を占めた。厚労省は「正社員の代わりとして雇用されている」と分析している。
 
  厚労省調査

 正社員との賃金比は、「6割以上8割未満」が最多で31.8%「8割以上10割未満」が24.7パーセント「4割以上6割未満」が16.9%で「同額程度」は16.2%だった。雇う理由は「業務量の中長期的な変動に対応」が38.9%、「人件費を抑える」が37.7%を占めた。(-労働問題- 読売新聞)

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