通信機器販売のフォーバルとフジサンケイビジネスアイは15日、企業経営者や総務担当者、組合関係者らを対象にした「こうすれば獲得できる!『使える助成金セミナー』」を、東京都港区のTKP品川カンファレンスセンターで開催した。
第1部で、フォーバルの橋本竜博コンサルタントが、高齢者を対象にすることで人口が減少する中でも業績を伸ばしているパソコンスクールや、ビールなど洋酒をやめて地酒専門に転換して成功した酒販店などの例を挙げ、視点を変えることの大切さを強調した。
第2部では、社会保険労務士の岡本孝則氏が、助成金について「内容や金額、条件などが毎月のようにくるくる変わる。経営者が助成金担当者を決めて、期日管理をしっかりする必要がある」など、確実に獲得するコツをレクチャーした。一方、「うまい解雇の仕方、給料の下げ方を聞きに来る経営者がいるが、従業員のモチベーションを下げないことが大事」と、安易に人件費カットに手を出さないよう牽制(けんせい)した。
最後に第3部として個別相談会を実施。相談を受けたNPO法人(特定非営利活動法人)の代表は「日本のNPOは営利部門を持ってそれを活動に回しているため、景気の悪化をダブルで受ける。不安だったが、中小企業を対象とした助成金が一部を除いて適用されると教えてもらった」と収穫に満足な様子だった。
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