前回(11月12日付)は、見積書にひと工夫して追加提案を行うというお話しでした。今回は、「希少性」というキーワードから単価アップの可能性を探ってみます。
皆さんは古本を購入したことはありますか。最近はインターネット上でも活発に取引されていますし、新品とそれほど変わらない本が、比較的安く購入できるということで人気です。
実はインターネット上で、絶版になってしまった本や人気で在庫切れになったような本が高値では販売されていることがあるのですが、お気づきでしょうか。
実際に私も経験があるのですが、友人から「この本、今すぐ読んだ方がいいよ」と勧められた本が、絶版になっていて、どこを探しても手に入りません。友人から借りてコピーしても良かったのですが、すでに書き込みだらけで、ボロボロになっていたので、どうしても自分のものがほしくなってしまいました。そしてようやく見つけたのがインターネット上で取引されている1冊の中古本で、定価千数百円の本が1万円ぐらいになっていました。普通の古本であれば定価より高いことはあり得ないですし、購入する理由もないのですが、このチャンスを逃したら二度と手に入れることは不可能こなってしまうのではないかと思い、その場ですぐに購入しました。もちろん届いたらすぐに読みますし、内容を実践して成果も出ましたので本の内容は変わらなくても、高いお金を払ったという気はしません。
このように、世の中にほとんど存在しない希少なものは、本当に必要な人にとってはお金に換えられない高い価値があります。たくさんの時間と労力をかけて探すほどほしいものなので、高くても何のためらいもなく購入してしまうのです。しかし、販売側でもこういった希少品をたくさん仕入れることは困難なので、大きな売り上げにはならないという問題があります。
そこで、自社の商品に「希少性」という要素を取り入れてみてはいかがでしょうか。これなら販売側にもコントロール可能です。
例えば、普段取り扱っている商品の数量限定プレミアムバージョンを作って高額で販売するとか、上得意の顧客にしか販売しない特別な商品を作るとか、販売期間や販売地域に限定をつけるとか、数量限定の特別なカラーやオプションを販売するとか-さまざまな方法で価格と付加価値を高めることが考えられます。もし一部のお得意さまがこういった高額商品を購入してくれれば大きな利益が期待できますし、本当に良い商品であれば顧客の満足度も高くなります。
半面、こういった希少性のある商品が、後々大量に売られたり、売り手の都合で一方的に限定の約束を破って販売したりしてしまえば、希少性に高いお金を払った顧客の満足度は大きく低下し、結果的に優良顧客を失いかねません。中途半端は危険です。
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