リーマン破綻とSOX法
米証券会社のリーマン・ブラザーズが経営破たんしましたが、SOX法対応はどうだったのだろうと気になりましてグーグルで「リーマン SOX」で検索してみました。すると上のほうに社員のID管理に関する記事が出てきましたので読んでみましたが・・・なんと2006年には月1,500人の入社があったこともあり、ID管理システム(無論SOX法対応重視)の導入により3万人近い社員を11人のスタッフでID管理していたそうです。やがてはこのID管理システムと購買システムとの連携を進めるつもりでいたようですので、結構かなりの社員に会社の取引がガラス張り状態になっていたと思うのですが・・・一方で、さる人から頂いたメルマガにリーマンのことが書かれてありましたが、それによると殆どの役員や従業員はCDS(債務保証保険)やデリバティブが縦横にずらっと並んだB/Sや損益の時価と利益、損失の内容を知らなかったようです(???)。なんだか狐につままれたような話です。データをタイムリーに入手できることと、そのデータを適切に理解し次の経営に生かすということとは別物なのでしょうか。今の段階ではまだ資料不足(勉強不足でもあります・・・)ですので、この話はまた別の機会に触れてみたいと思います。