定額減税実施なるか
麻生首相が9月29日の国会での所信表明演説で、今年度内の定額減税の実施を明言しました。実現すれば11年振りの定額減税実施となります(最近あったのは定率減税です)。 前回は、平成10年分所得税及び平成10年度分の個人住民税について2兆円(うち所得税1.4兆円)の特別減税をするというもので、減税額は、本人について2万6千円(所得税1万8千円、個人住民税8千円)、控除対象配偶者又は扶養親族1人について1万3千円(所得税9千円、個人住民税4千円)の合計額。たとえば夫婦子2人の場合は6万5千円になりました。今回の定額減税の内容は、年末の税制改正論議を待つことになりますが、スケジュール的にはほぼ前回同様になることが考えられることから、年度改正法案とは別に来年1月に特別減税法案が提出されることになりそうです。今の政局を考えると、すんなり実施となるかどうか微妙なところとは思いますが、自営業の身分ですと減税のありがたみを身にしみて感じます。是非実施していただきたいものです。
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