同じ過ち
米の金融危機の状況を見るにつけ、何故に歴史は同じようなことを繰り返すのかといいますか、人は何故に同じ過ちを繰り返すのかということについて少し考えてみました。資本主義の仕組みは今のところ経済を維持するためには最善の仕組みであり、適正を必要以上に乖離した場合は法で抑制すればそこそこ回っていくものではないかと思ったのですが、それでもそれができないのは運営している人間のほうに問題があるのかなと考えました。それでふと思ったのは人の一生。人間の一生は多少寿命が延びても昔からそのあり方にあまり変わるところは無い。とすると老いるにつれ最後は幸福のまま死にたいというのは皆さん同じだと思いますので、その具現化が例えば亡くなるまでにより多くの富を稼ぐ(勿論そうでない人もたくさんいらっしゃると思いますが)、ということで大多数の意見が暗黙のうちに一致していたりすると社会が高齢化に向かうにつれ今回のようなことが起きてしまうのかな、と考えたりました。とするとこういう問題を根本から解決するのは相当困難を極めそうです・・・