テレビ局の中間連結決算
民放キー局5社の08年9月中間連結決算が13日、出そろったそうですが、景気低迷でテレビCM収入の落ち込みが目立ち、3社の純利益が大幅に減少したそうです。日本テレビは37年ぶり、テレビ東京は33年ぶり(当時は通期決算)に純損失を計上しました。 大手広告会社の電通と博報堂DYホールディングスの中間連結決算も減収減益だそうです。30年ぶりの赤字というのもすごいものがありますね。これを異常事態と捉えられなかったら嘘ですね。
とすると前の赤字は昭和46~50年あたりだったのでしょうか。ちょうど高度成長が終わり第1次オイルショックが始まった頃ですね。なんとなく理由が分かる気がします(私個人的にはテレビ東京さんの番組は好きなのですが・・・)。
インターネットの影響も勿論見逃せないとは思うのですが、どこのチャンネルをひねっても同じような番組で同じような人しか出ていない、という状況が大きな原因ではないでしょうか。
規制緩和がこのような業界にどんな形で関わっていったのかは詳しく知らないのですが、放送についての自己責任、リスク管理を推し進めていった結果皆同質的な番組しか提供できなくなってしまったのでしょうか。
私など野球さえテレビ中継してくれれば構わないのですが(苦笑)、いずれにせよメディア業界も大きな曲がり角に来ていることは事実だと思います。
〒101-0031
東京都千代田区東神田1-14-16
コンフォルト東京702
福田尚之公認会計士税理士事務所
日本証券アナリスト協会検定会員
e-mail:fukuda@fukudakaikei.com
URL:http://www.fukudakaikei.com/
TEL;03-5833-7548
FAX;03-5833-7549