日本の経済学者とノーベル賞
またまた会計・税務の話から脱線してしまいまして申し訳ございません。昨日下村治先生のお話をさせていただいたのですが、先生の代表的な著作に「経済変動の乗数分析」という本があるのですが(大学の図書館にもおいてありました)、そこでは当時としては非常に珍しく設備投資を組み込んだ形での経済成長のメカニズムが説かれておりましたそうです。それは東京大学の宇沢弘文先生に言わせると、「この分析が英文で世界の学会に紹介されていたら、ノーベル 賞を取ってもおかしくなかった」ほどのものだったようです。
ちなみに、確率微分方程式の創始者伊藤清先生が最近亡くなられましたが、金融工学で有名なブラック・ショールズの公式の誕生は伊藤先生の業績によるところ大だったようです。
こうしてみると、受賞をされないだけで、日本にもノーベル賞の研究をされている経済学者の方はそれなりにいらっしゃるのではないかと思います。
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