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福田尚之公認会計士事務所福田 尚之(ふくだ なおゆき)

ブログ記事一覧

提供サービスについて

 名証IRセミナーに参加して、社長の方々のご自分が創業した会社への熱き思いに感銘を受けたのですが、翻って自分の会計事務所はどうか、考えてしまいました。自分の事務所のHPを作り始めたのがちょうど証券取引法が金融商品取引法へと改正された時期であり、ご他聞に漏れず自分のHPでも「SOX法対応コンサルティング」等と謳っておりました。旬だから、という以外に特別な理由も無かったのですが、もともとの会計不正を起こした国が作った制度なので、本当に実効性あるのかいな?というのが本音のところでした。結果は...どうだったのでしょう。今IFRS導入を間近に控え、IFRS関連のコンサルティングが盛んですが、米国の対応が今日ひとつ不明確で、これからも導入までに紆余曲折がありそうです。制度が変わる以上、勉強しなければならないことはその通りなのですが、IFRS導入で会社の業績が変わる(もしかしたら導入当初はシステムコストや事務コストの増加、対応に不慣れなための時間的なコストの増加はによる収益圧迫はあるかもしれませんが)わけでもありません。制度改正でお客様の不安をあおるのではなく、あくまで顧客目線でのサービス提供を目指そうと思っています。

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名証IRセミナーに参加して

 昨日名古屋市証券取引所のIRセミナーに参加してまいりました。いやあ...熱かったです。
本当にオーナー社長のバイタリティは素晴らしいです。苔の一年岩をも通すではありませんが、昨日お話しされていた社長の方々は、恐らく陰では想像を絶するような困難を味わってきているのも関わらず、創業時の思いを貫き、上場するまでに会社を成長させてきたのでしょう。ブログでも数回触れた中村天風師の書籍を今読み返しているのですが、なかなか実行困難だよなと若干弱気になっていたのですが、実際それを実行できた方達がきっと昨日お話されていた社長の方達なのでしょうね。もっとしっかりせいと反省しきりです。このような方達が経営している会社に自分の知識を生かしたなんらかの仕事で貢献でき、喜んでもらえたら本当に至福の至りです。

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IFRSの収益認識への実務対応

 ネットサーフィンしていてたまたま見つけた記事ですが、欧州の主要な製造業(主にルノーやダイムラーのような自動車会社)のIFRS適用状況について三菱電機が調査した記事がありました。それによると、特に収益認識については、「製品引渡し時に顧客から受領書を受け取ることはせず、製品が引渡し場所に到着した時点で収益を認識したり、出荷時点で収益を認識しつつも、期末日前の数日間は出荷を行わず、実質的に引渡し時点で収益を認識するということが行われている」ようです。期末日近くに製品を注文するのは要注意ですね(苦笑)。しかしこの記事で色々分かりました。欧州では全ての上場企業にIFRSが求められているわけではなく、新興企業が上場している市場(取引所規制市場)には証券取引所がどの会計基準を認めるのかを決定していること、日本のような四半期報告制度や内部統制制度は存在していないとのこと。理由は企業負担や情報開示の点から不要とのことだからそうです。至極ごもっともですね...

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昨日は

首位攻防戦ということで、千葉ロッテ×埼玉西武の試合を観戦してまいりました。ロッテの先発は唐川投手でありましたが、立ち上がり1点取られたもののそれ以降は完璧なピッチングで西武打線に付け入る隙を与えませんでした。唐川投手、抜群の安定感です。21歳とは思えない落ち着きぶりですね。これでソフトバンクとロッテがゲーム差なしで首位になりました。ヤクルトの由規君は161キロを出していたそうですが、そのようなスピードはなかったものの見ていて打たれる気がまったくしませんでした。うーむ、投球術は奥が深い...

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SOX法よりも

 夏の甲子園大会も終わり、殆どの社会人の方が夏休みを終え、まだ暑さは収まる気配はないものの行事の上では秋が近づいてまいりました。ところである雑誌で読みましたが、米国においてエンロン・ワールドコム等の破綻を受け導入されたSOX法ですが企業不正の摘発には期待したほどの効果を挙げているわけではないようです。代って強力な威力を発揮しているのが企業不正に対する内部告発への報奨金制度(苦笑)。内部統制の強化は経営者不正の防止には役に立たないという教科書的なお話がありますが、これならそのような事象にも十分な威力を発揮できそうです。ただあまりにもストレート過ぎて、というか建前論を大きく超越しており、このような制度の導入は海の向こうの話だけにとどめておいてほしい気がします。例えば監査法人が無限定適正意見を出している会社でこのようなことがあったら目も当てられない状況になることは火を見るより明らかで・・・これからは今までなんとなく建前が先行しかやの外に置かれていたような論点まで議論の遡上に上るような時代になっていくのでしょうか。

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ついに・・・

 私の地元(母校ではありません。念のため)の成田高校が甲子園大会の準決勝に進出しました。準決勝の相手は一二三投手の東海大相模・・・ここまで来ると半ばプロもどきのチームを相手にするような感じなのでしょうね。サイドスローから150キロとはプロでもそういないのでは?一二三投手、サイドスロー転向が成功しましたね。
 私も大学時代、にわか編成のチームで同じ大学の軟式野球同好会の方と試合をしたことがあるのですが、投手の人が野球部出身のサイドスローの人でして、速い上に普段と違う角度から球が出てくるものですから当てるのがやっとだった(それでも何とか当てられた)思い出があります。
 しかしこれに勝ってもへたをすれば興南(まだそうとは決まっていませんが)高校とやることになるのですか?甲子園大会で優勝するのは並大抵ではありませんね。

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ファイナンスセミナーに参加して

 数年前IPO関連の仕事が増えまして、何かの役に立つと思いとった証券アナリストの資格ですが、その後そういう仕事も減り、すっかり単なるタイトルホルダー化してしまい・・・これはいかんということで、証券アナリスト協会が主催するコーポレート・ファイナンスセミナーに7月30日と8月6日の2日間参加してまいりました。講師の砂川先生は神戸大学大学院教授で、コーポレートファイナンスの分野では若手ながら第一人者に数えられる先生で、しかも私より若干若い・・・!!(苦笑)。参加された皆様も大手企業の財務担当の方ばかりで少し場違いではないか!?という感じでおりました。しかし久々にベータ、CAPM等財務理論の話が聞けて楽しかったです。今後の仕事に生かせるようになるかどうかは別として、もう一度勉強しなおそう、という気持ちにさせられたいいセミナーでした。

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成田高校が1回戦勝利

 いよいよ今年の甲子園大会が始まりました。私の地元の成田高校(母校ではありません。念のため)が智弁和歌山にエース中川君の1失点完投で勝利。ロッテの唐川投手を輩出した高校ですが、やはりプロで活躍できる程の選手が出てくるとその後また強くなった場合でもチームの特色が同じような感じになってくるのですね。常連校だと好投手も強打者も何人も輩出しているので色んな特色のチームが出てくることになりますが。千葉はもう甲子園の優勝から30年以上も遠ざかっているので何とか勝ち続けてほしいです。しかしこの暑さの中頑張っている高校生には頭が下がります。甲子園のマウンドって40度以上、体感温度はそんなものではないでしょうね。仮に私が投げたらワンアウトもとれずに熱中症で病院送りでしょうか(苦笑)。

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某大学の社会人MBA説明会に参加して

 一番の差別化は仕事をとれるようになることだよなと思いつつ、先月差別化(?)を図りたいという思いのもと某大学の社会人MBA説明会に参加してまいりました。たいした人数はいないんじゃないか・・・と思っておりましたがとんでもない。大教室が満杯になるほどの人で総勢200人くらいはおりましたでしょうか。ただ社会人3,4年目の人が多く(一通りの説明の後質疑応答がありましたがそのとき質問者が簡単なプロフィールを最初に述べるのでそれで分かりました)仮に私が入学したとしても完全に浮いてしまうのではないか、と少し躊躇してしまいました。あまり時間もないし。でも私自身資格取得のための勉強は多少はしたもののビジネス上の問題を複数の人たちと討論した経験はあまりないのでそういう意味ではすごい魅力的なんですね。うーん、どうしましょう。

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課税繰延の効用

平成18年の新司法試験より租税法が選択科目として加わったせいでしょうか、東大や京大といった有名大学の法学部の教授をやられている方が執筆された法人税法や所得税法の書籍が書店に並ぶのをよく見かけます。それで私も数冊購入して読んでみましたが・・・いやあ面白い。税法は「法律」であるということを認識させられるような興味深い内容が盛りだくさんで書かれています。今まで税法の書籍は何冊か読んでそれなりにわかっていたつもりでいたのですが、まだまだ甘かったです。
 最近で目からウロコだったのが課税繰延の効用。単純に税金支払の先延ばしだと今まで思っていたのですが、それでできた余裕資金はファイナンス理論で考えればリスクフリーレート分だけ将来価値が高まるのですね。まあ、将来の税制改正で納税者に不利になる場合も考えられなくはないのですが、あくまで各論の話でして・・・
考えてみれば当たり前の話ですが、気がつかなかったとは赤面の至りです。しっかり勉強しなおします。

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再開しました

ブログ再開いたしました。長期間の休筆申し訳ありません。
毎日異なるテーマで書いていると再開時はいけそうでもどうしても手詰まりになってしまいます。いけませんね。
休筆の間にやっと新サービスの構想が練りあがりました。月次決算において決められた形での試算表をお届けしても決して会計のプロではない経営者の方にはそこから会社の内容をなかなか深く理解してもらうことができない。そこをどうしたらよいか、ということで専門家の書いた会計の本ではなく経営者の書いた会計の本を読み漁りました。そうして色々気づくところがありました。経営計画についてもしかりでした。
そこで、再度の休筆防止のためしばらくは「経営戦略に役立つための月次決算」を生み出すまでの小生の七転八倒する姿をシリーズ形式でブログに綴っていこうと思います。頑張りますので宜しく御願い致します。

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顧客第一主義とは言うけれど

弊事務所もホームページにて顧客第一主義を掲げており、それを実践するため業務を遂行しているつもりでおりますが、なかなか現実は厳しく、結果がそうならなかったということもやはりあります。もちろんその理由が弊事務所の努力不足の場合もあるとは思いますが、特にお客様が会計事務所の窓口にあまり経理をご存じない方を担当させている場合にトラブルが起こりがちです。会社は営業第一ですので経理関係に必要以上の人材を配置する必要はないと思いますが、経理も処理を間違えれば税金という形でお金が出て行くことになりますので、お客様のほうで自計化している場合は、基本的に経理を担当している方は他の業務を兼務してはならないと思います。また、私どもは会計・税務の専門家であってもお客様の業務についての専門家というわけではありません。記帳代行において複雑な取引があった場合、お客様より注意をいただかなければ正確な業務内容がわからず経理処理を誤ることもあります。
 自計化の場合にしろ記帳代行の場合にしろ、会計・税務の知識がある程度あり、税理士・会計士と会話のできる方を会計事務所の窓口とすることは、業務をスムーズに遂行することはもちろん、無駄なお金の流出というリスクをヘッジするためにも必要なことと思います。

〒104-0032
東京都中央区八丁堀3-5-2
西田ビル2F
福田尚之公認会計士税理士事務所
日本証券アナリスト協会検定会員
e-mail:fukuda@fukudakaikei.com
URL:http://www.fukudakaikei.com/
TEL;03-3523-0760
FAX;03-6228-3993

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「希望を捨てる勇気」について

上武大学の池田信夫先生の書かれた「希望を捨てる勇気」という本がちょっとした話題になっているそうです。最近知った本ですのでまだ私は読んでいないのですが、ネットで調べた限りでは、現在の日本経済の長期停滞や格差社会の原因につき自民党や小泉・竹中改革という悪政、もしくは金融工学の暴走という一般的見解とは一線を画し、というより逆説のようにイ)正社員への過剰な保護につながる雇用制度 ロ)お金が回るべきビジネスに辿り着かない金融制度 ハ)ものづくり優位性の衰退 ニ)日本の産業構造の老朽化に起因する労働生産性の低下ということを挙げているようです。内容については賛成意見が大多数ですのでこれは是非読まなければと思っている次第です。  
 大括りに捉えますと、やはり現在の日本経済の停滞の原因は少子高齢化と切り放して考えることはできないのではないかと思います。若い頃の人生に対する「攻め」の気持ちと壮年後の「守り」の気持ちといいますか、そういうものが実体経済にも大きな影響を与えているということなのでしょう。
 私もビジネス人生は後半に差し掛かって数年たちますが、「攻め」の気持ちはなるべく忘れないようにしたいと思います。

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IFRS Certificate

国際会計基準認定資格(IFRS Certificate)なる資格が存在するようです。私、恥ずかしながら今しがた知ることになりました。詳細はまだよくわからないのですが、イギリスに本拠地を置くヨーロッパで最も認知度の高い公認会計士協会(ICAEW)が認定する資格だそうです。日本語試験も今年の12月13日に行われるということです。
 書籍で読んで理解していたつもりの日本版SOX法についても現場のやり方(主としてチェックする側のやり方ですが)は若干想像を超えておりましたので、今後IFRSに関する実践的知識を身につける一環として(受験するかどうかは別として)時間の許す範囲で調べてみようかと思っております。
 個人的には、経済(学)好きなので、IFRS導入が今後の日本経済にもたらす影響とか 、研究してみたいと思うのですが・・・
 SOX法とは異なり、世界レベルの話なので、多少のインパクトはあるのではないかと思うのですが。

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中小企業のIFRS

上場企業ではIFRS(国際会計基準)の適用が数年後に控えておりますが、上場していない企業に対する影響はどうなるのでしょう。中小企業向けIFRSが今年の夏にIASB(国際会計基準審議会)が発表されましたが、上場企業にIFRSが定着していくにつれ外堀からそれ以外の企業もIFRS色に染められてゆくのでしょうか。そうなりますと税務への影響も無視できなくなってくる可能性もあるかもしれません。この辺はまだなんとも言えないのですが、将来的に税体系も合わせて国際化が進むような可能性も出てくるのでしょうか。うかつに税制改正もできなくなりますね(苦笑)。まあ、ずっと先の話か、あるいは永遠にありえない話に結果的になってしまうかもしれません。
 中小企業のIFRSの内容ですが、一部現状の日本の会計基準に類似しているところもあるようです。細かくは点検していないのですが、同じIFRSでも上場企業とそうでない企業で処理が異なってくる場合、例えば連結等で結構作業が大変になることが予想されます。

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