不況に負けない! 雇用関係助成金最新情報
こんにちは!社会保険労務士の吉永晋治です。
補正予算成立に伴い新しい助成金がようやく発表されましたので
今回も『助成金』の紹介をしたいと思います。
前回ご紹介した中小企業緊急雇用安定助成金は省略しますので、
バックナンバーを参考にして下さい。
◆若年者等正規雇用化特別奨励金◆
[中小企業100万円・大企業50万円]
年長フリーター(25歳以上40歳未満)を正規雇用したら、
採用後2年6ヵ月の期間を3期に分けて、
一人当たり合計100万円(大企業は50万円)が
支給されるというものです。
ハローワークを通しての採用が前提条件になると思われますが、
トライアル雇用とも併用可ということですから、
新規に採用をお考えの企業は活用しない手はないと思います。
◆派遣労働者雇用安定化特別奨励金◆
〔中小企業100万円・大企業50万円 〕
派遣先が派遣労働者を期間の定めのない労働契約か、
6ヵ月以上の期間のある労働契約を締結して雇い入れたときに、
一人当たり合計100万円(大企業は50万円)が
支給されるものです。
問題は雇入れのタイミングですが、
派遣期間が満了した日から1ヶ月以内の雇用が対象になるようです。
中小企業で派遣社員を雇用する余裕がある会社は
そんなに多くはないと思いますが、
3月末の派遣労働者の雇用期間満了を迎える会社は
検討の余地があるかもしれません。
どちらの助成金もその取扱いについての詳細は、
ハローワークや社労士等に問い合わせてください。
依然として厳しい状況が続いていますが、
私の顧問先の社長も頑張っています。
「この大不況を雇用に手をつけないで乗り切れれば、
俺はすごい経営者になれる!」と
意気込んで語ってくれた社長がいらしたのですが、
その前向きな姿勢に私は感動してしまいました。
経営に合う助成金は検討してみて前向きに頑張りましょう!
そんな社長を私たちは応援します!
◎助成金の落とし穴 - 助成金診断・受給手続きならビズ・パートナーズ
(法人コンサルティング部・社会保険労務士 吉永晋治)