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旅行保険はクレジットカードの自動付帯で十分ですか?

◆ゴールデンウィークの旅行者は大幅増に◆


来週からはゴールデンウィーク(以下:GW)が始まります。
この連休を利用して旅行に出られる方も多いのではないでしょうか。

成田国際空港会社は今年のGW期間の利用者を
前年比4.0%増の96万人と見込んでいるそうです。
今年はカレンダーの並びが比較的いいことに加え、
何といっても燃油サーチャージが大幅に
引き下げられたことの影響が大きいようです。

また国内旅行では土日祝日のETC上限が
1000円に引き下げられた影響で、
高速道路の渋滞が例年より激しくなる見込みで、
各地で40キロ以上の渋滞が予想されています。

日常を離れ旅先で開放的な気分になると、
普段は注意深い方でもつい気が緩みがちですが、
気を付けたいのが旅先での病気やケガです。

特に海外旅行では注意が必要です。
まず1つは治療費が高額になりがちなこと。
そしてもう1つは医療費の支払い能力が確認できないと
治療が受けられないことがあるということです。

盲腸の手術を例にとると、
ロサンゼルスでは162~216万円、
ホノルルでは256万円もの費用がかかります。

◎盲腸手術入院の都市別総費用 - 日本損害保険協会


◆クレジットカードに自動付帯されている旅行保険の注意点◆

このような万一の事態への備えとしては、
海外旅行傷害保険への加入がお勧めですが、
クレジットカードに自動付帯されていることもあります。

ただクレジットカードの自動付帯の場合、
気をつけていただきたいことがいくつかあります。

1つ目は保険が無条件で適用されるか否かです。
ゴールドカードは無条件で適用となる場合が多いですが、
一般カードの場合は旅行代金等を決済した場合に限定されたり、
補償額が低く設定されたりすることがあります。

2つ目は適用期間と補償範囲(特約など)についてです。
自動付帯の旅行保険の適用期間は、
ほとんどが最大90日となっています。
GW程度の短期間の場合は問題ありませんが、
長期の場合は途中で切れてしまうことになりかねません。
また病気死亡や携行品は対象外となっている
クレジットカードもあります。

3つ目は治療費を建て替える必要があることです。
本人が旅行先で支払った治療費は、
帰国後にクレジットカード会社に請求することになります。
数万円程度なら建て替えも可能でしょうが、
前述したとおり数百万円を要する場合もあります。
そもそもクレジットカードに自動付帯している保険では、
支払い能力の証明にはならない場合もあるそうです。

これらのことを考えると、
やはり旅行の際は旅行保険への加入をお勧めします。

インターネットでの加入ならば当日の加入も可能な上、
大幅な割引が適用されることもあります。
もちろん手続きは24時間いつでもOKです。

GWに限らず旅行の際はぜひご検討ください。

◎海外旅行保険・国内旅行保険・ゴルフ保険

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