どうする!?マンション水漏れ事故に対する備え
こんにちは、保険情報サービスの森谷です。
今年も10月となり、秋らしさを感じるようになってきました。
だんだん朝晩は寒くなってきました。風邪をひかないよう、
体調管理には十分気を付けたいですね。
さて、中小企業のオーナー様の中には、賃貸マンションやアパートなどで
資産の運用をされている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は『マンションの水漏れ事故に対する備え』について取り上げます。
≪意外と多い!?マンションの水漏れ事故≫~~・~~・~~・~~・~
マンションも築年数が経つと色々な場所に不具合が発生し、特に給排水設備などに老朽化が見られます。
そんな中、よく起きる事故の代表例として『水漏れの事故』が挙げられるでしょう。
水漏れ事故が起きると、各個室の天井や壁の修繕や入居者の家財への損害賠償の対応が出てきます。
しかし、悩ましい問題として、『すぐに水漏れが起きた原因が分からない』といった事態が生じます。
単純に上の階の住居からが原因であれば分かりやすいのですが、マンションの構造や配管によっては、全く離れた所が原因という事もあります。
≪水漏れ事故の原因調査費用に備える特約≫~~・~~・~~・~~・~
水漏れの原因箇所を見つけるまでには、床を剥がしたり、壁を剥がしたり、装置・器具類を外したりなどの工事が必要となってしまい、多大な時間と費用がかかってしまう事があります。
通常は火災保険、施設賠償責任保険には加入していると思いますが、調査費用までは補償の対象となりません。
この保険が効かない事故対応を先延ばしにして、住人やテナントとのトラブルになる例も少なくありません。
この時、オーナーの火災保険に『水漏れ原因調査費用特約』がついていると、原因調査にかかった費用が保険でカバーできます。
こういったトラブルを未然に防ぎ、円満に解決するためにも役立つ特約とも言えるでしょう。
≪水濡れ原因調査の一例≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~~・
先日、実際に水漏れ事故が発生したのですが、原因を突き止めるのに4日間費やしました。
なぜなら、床や壁、洗濯機パンの取り外しのみならず、電気業者を呼んで機器の撤去、フローリングの撤去などの大規模な工事になってしまったからです。
また、作業人員も1日当たり3名から4名動員したので、業者から請求された金額は100万円近くとかなり高額なものとなってしまいました。
幸い『水濡れ原因調査費用補償特約』をつけていたので、保険金のお支払いの対象となりましたが、保険でカバーできなければ大きな出費となっていました。
≪想定されるリスクを意識して補償範囲を決めましょう≫~~・~~・~
今回は水漏れの原因を調査する出費も高額となるケースを紹介しました。
他にも、賃貸アパートやマンションのオーナー様、マンションの管理組合様にとっては、火災や地震、修繕費用不足など、様々なリスクや事故が想定されます。
やはり、幅広く補償できる保険を意識しつつ、必要と思われる補償を用意した方が良いでしょう。
また、『水濡れ原因調査費用補償特約』も、取り扱っている会社とそうでない会社があるので、各保険会社での比較検討が必要だと思います。
保険情報サービスでは、ご希望者様のリスク診断やご加入中の補償内容の確認などのご相談を幅広く受け付けております。
「抱えているリスクに漏れがないようにしたい」「保険を合理的に見直したい」と思われた方はぜひ、ご相談ください。
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(トータルコンサルティング部 森谷知博)