「爆睡クン。」
昨日、「爆睡クン。」と、2度目の遭遇をしました。
「爆睡クン。」は、年は40歳くらい、身長165cm、体重60kg、メガネをかけ、頭部は少し淋しくなってきています。
目は、「死んだ魚の目」をしています(涙)
私は毎朝、7時45分頃、駒澤大学から田園都市線に乗ります。
大体、4両目の一番うしろのドアです。
昨日は、体調が悪かったこともあり、いつもより少し遅く8時ちょうどくらいの電車に乗りました。
学生が夏休みということもあり、少し空いています。
いつもなら前後左右4人くらいの他人と接触しますが、昨日は、前後左右のいずれか一人の接触程度の込み具合でした。
ドアを入ってすぐ回れ右をし、前は女性、左右は男性に囲まれました。
体が触れているのは、左の男性だけでした。
前に女性がいる時は、気分的にはうれしいものの、絶対痴漢に間違われないよう 、手は上にします(笑)
駒澤大学を発車し、ほどなく私のすぐ斜め右後ろに「爆睡クン。」を発見しました!
以前「爆睡クン。」に会ったのは、2ヶ月くらい前でした。
「爆睡クン。」は、とにかく立ったまま眠り続けます。
途中、「カックンカックン」とかなりますが、絶対に起きません。
いつもの田園都市線は、渋谷まで四方八方を他人から押さえつけられますので、「立ち寝」をしてもあまり揺れません。
しかし、昨日は多少空いていることもあり、「爆睡クン。」は、「カックンカックン」の連続です。
途中、前の男性の背中に顔の右半分を押し付け気持ちよさそうに眠りますが、男性のブルドッグのような「ブルブル」攻撃にあいました。
それでも、「爆睡クン。」は、起きません・・・
今度は、左ひざを私の右ふくらはぎに押し付け、バランスをとって眠っています。
ちょうどスキーのブーツに全体重を乗せるように、私の右ふくらはぎに全体重をかけています。
かわいそうだから寝せとくか・・・と思いましたが、しばらくすると、ちょっと遊んでみたくなりました・・・(笑)
三軒茶屋を過ぎ、少し混んできましたが、まだまだいつもほどではありません。
いつもはスペースがないので、足を自由に動かすことは出来ませんが、昨日は空いていました。
それが、「爆睡クン。」にとっては、不幸だったかもしれません・・・
私は右の足を大きく移動しました・・・安心して眠る「爆睡クン。」は、大きく「グラッ」と揺れました。
でも、起きません。
さすが 「爆睡クン。」
池尻大橋に到着して、少しの人が降り、何人か乗り込んできましたが、それでも 「爆睡クン。」は起きません。
渋谷に到着すると、不思議に目を覚まします。
目を開けると、その目はまったく生気がなく、まるで「死んだ魚」のようです・・・
今度会ったら、「病院行った方がいいよ。」って言おうか・・・?
つづく