サービスが不要?の会社
その会社の株主は、政府が53.4%、東京都が46.6%で、
資本金581億円の「東京地下鉄株式会社」です・・・
「東京地下鉄株式会社」、通称「東京メトロ」です。
以前のブログにも書きましたが、私は毎朝、超満員の東急田園都市線「駒沢大学」駅から乗車します。
「渋谷」駅では、ありえない人数が、ドアというドアから降ります。
降りるというよりは、吐き出されてくる・・・と言った感じです。
「九段下」駅までそのまま乗車し、東西線に乗り換え、「茅場町」駅で下車します。
乗り換えの「九段下」駅では、「東京メトロ」の制服を着た駅員が、たくさんいます。
改札の近辺にたくさんいたり、通路を歩いていたり・・・
しかし、これらの駅員から「おはようございます」とか「ありがとうございます」と言った言葉を聞いたことがありません。
彼らは、「電車に乗る人」=「お客様」という概念は、まったく持っていないと感じます。
改札では、「お客様」に挨拶をして気持ちよく利用していただくことより、「キセル」をして不正に通行する犯罪者を発見することのほうが、重要な職務のようです。
「東京メトロ」には、競争相手はいません。
私は、「東京メトロ」を使わずに、毎日、事務所に通うことは出来ません。
競争相手がいない会社には、「サービス」は不要なのか・・・
そんな事を通勤電車で考えていると、HOPの「サービス」はこれでよいのか・・・?
と、毎朝、考えさせられるので、まあ「東京メトロ」も「反面教師」と思えば、ありがたいか・・・