特別扱い
お店の集客を上げる方法には、いろいろありますが、次の2つの対極的な方法があります。
① ビール無料券や10%サービス券などを広く大量に配る
② 既存客をABCなどと階層化し、Aランクの客のサービスを手厚くする
皆さんが、集客をあげたい場合に、どちらを選択しますか?
①も②もどちらも正解で、お店の場所や業種や平均単価によって、選択するのが正解ですね。
①は、インターネットや携帯サイトやチラシなどを使って広く浅く広告しますので、比較的単価が安いお店や開店直後でとにかく新しいお客様を増やしたい場合などに向いています。
②は、代表的な例が、航空会社のマイレージです。
比較的単価の高いお店や「常連客」が多いお店に向いています。
「常連客」が多いお店で①のサービスをやりすぎると、よく来てくれる「常連客」が、正規の料金で支払っている横で「無料ビール」が飲まれたり、「10%割引」で支払が行われたりして、「常連客」が面白くなくなるという現象がおきます。
新しいお客さんを増やしすぎた結果、お店の雰囲気が変わってしまい「常連客」がいなくなってしまたという笑えない話もあります。
ミシュランで☆を獲得したレストランが、「常連客」が予約が取れなくなったというのは、典型的な例かもしれません。
さて、先日、ちゃんこ「玉海力」さまから、ゴールドカードをいただきました。
カードと一緒にオリジナルグッズも贈っていただきました。
ゴールドカードを取得すると、次回から「ビックリ!ちゃんこ鍋」という、一般客では味わえないサービスをしていただけるそうです。
大変楽しみです。
「常連客」を差別するというのは、常連客が良い気分になり、また知り合いを連れて行ってしまうというとっても気持ちが良いサービスですね(笑)
ちゃんこ「玉海力」
http://www.tamakairiki.co.jp/