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会計と測量の比較

当事務所では、会計業務もやっております。(中小企業ばかりです)
行政書士の方で会計業務をやられている方は少ないのであまり知られていませんが、記帳・会計業務も行政書士の業務の一つです。

当事務所で会計業務をさせていただいる事業者様の紹介で、新たに会計業務をさせていただく事業者様は当事務所が行政書士事務所ですので、本当に大丈夫だろうか?という不安が多少はあるのかと思います。

そういう場合は、新たにご紹介いただいた事業者様の不安を取り除くためにいろいろお話をさせていただいています。

まず、私自身が高校まで理系で数学が得意だったこと。
前職で測量をやっていて、測量の計算プログラムの作成や数十ページに渡る測量成果簿の作成をしていたこと。
会計というのは、とてもよく体系づけられていて、中学生の数学の知識があればでき、決算書は数ページの作成で済むこと。
などなどをお話しするとだいたい皆さん不安がなくなり、先生にお願いしますと言って下さいます。

ところで、そもそも、会計は基本的に足し算、引き算、掛け算、割り算で完結しているので、xとyの2次元で済むものですね。売上から経費等を引くと損益が出たり、損益分岐点などのデーター分析もできるのでとてもよくできていると思います。

一方、測量はxとyとzの3次元のデーターを平面の2次元に落とし込むために、sin、cos、tanといった三角関数、三角形の相似、地球の丸みによる長さの補正、気温による長さの補正、測量誤差の加重平均など数学テクニックを駆使したものです。江戸時代に伊能忠敬がほとんど誤差のない日本地図を作成できたことを考えるとこちらも、よくできていると思います。

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