試算表
事業経営者なら「試算表」をご覧になったことがあるでしょう。試算表をご存じない方は、多分おられないと思います。
試算表の元々の意味は元帳の記帳が正しいのかを試算する表ということです。ミスを発見するための表なのです。
コンピュータ処理の場合には記帳ミスは発生しません。すると試算表は不要だということになりますが,試算表にはもう一つ意味があります。
試算表には全ての科目の動きが集計されているので,自社の経営成績がよく分かるのです。年一回の決算を待たずに,期中でもある程度の経営成績が分かるのです。
試算表は毎月作成してよく見ましょう。試算表は穴のあくほど眺めなければいけません。これは経営者の義務と言っても良いくらいです。
え?「経理が分からない」とおっしゃるのですか?
いえいえ会計の知識がなくても,毎月試算表を見ていれば必ず理解できるようになります。それが会計の考え方を身につける最善の方法だと私は考えています。どうしても分からないことは,当事務所にお問い合わせ下さい。さあ実行しましょう!