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2011年3月26日

「ふるさと納税」を利用して被災地に義援金を送る方法

 この度の東日本大地震の被災者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 さっそく義援金を送られた方も多いでしょうが,「ふるさと納税」という制度があります。

 住民税は自分の居住地の自治体に納税するわけですが,その一部を自分の故郷などの自治体(故郷に限りません。自由に選べます)に,「納税」することができます。
 この制度を上手に使うと,わずかな自己負担で被災地の自治体に義援金を送ることができます。ふるさと納税の金額は任意なのですが,自分の住民税納税額の10%までに抑えた場合は,自己負担額はわずか5千円前後で済みます。その具体的な方法を以下でご説明します。

 多くの自治体では,寄附申込書をメールや郵送で送り,口座振込などで寄附を受け付けています。ふるさと納税をしたい自治体のホームページを見てください。
 寄附の翌年に所得税の確定申告をすることにより,所得税・住民税が控除されるため,わずかな自己負担額で寄附をすることができるわけです。

 女川町,南三陸町など,痛ましい被害を受けた地域が多いようです。震災直後は被災地も寄附を受け付けるのも困難でしょうから,一段落ついたら私もこの方法で義援金を送るつもりです。
 被災地の復興には何十年もかかるでしょう。ふるさと納税を使えばわずかな負担額ですみますから,継続して支援を続けることができると思います。どうぞご検討下さい。