やさしい会計講座 vol.6
今回は、資産・負債・純資産の説明をします。
貸借対照表とは、会社の財産状態をわかり易く表示する為に三つに区分した表です。区分項目は資産・負債及び純資産です。
貸借対照表上で資産は上から下へお金になりやすい順に並べられ、常に一番上が現預金になります。
また、
①お金に換金しやすいもの(流動資産)
②収益に貢献する為に必要なもの(固定資産)
の2つに分けることが出来ます。①には、現預金の他に売掛金や受取手形等の債権・在庫などが、②には土地、建物・機械等の有形資産、電話加入権・営業権等の無形資産及び投資が含まれます。
負債は、他人からお金を借りているもので、銀行の借入、買掛金、未払金、預り金などがあります。
純資産は、資産から負債を差し引いたもので、文字どおり会社の純財産をあらわしていますので、資産に対する純資産の割合が高い会社ほど、健全な会社と言うことができます。毎月の売上が順調で、利益が出ている場合でも、貸借対照表の資産と負債のバランスが悪いと、資金繰りが悪化して立ち行かなくなることがあり、これを黒字倒産といいます。
貸借対照表における資産・負債・純資産のバランスを意識することで、会社の健全性の判断が出来るのです。
(執筆担当 五)
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税理士・公認会計士 小橋川 淳一
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