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小橋川会計事務所ブログ

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2008年10月29日

やさしい会計講座 vol.6

今回は、資産・負債・純資産の説明をします。

 貸借対照表とは、会社の財産状態をわかり易く表示する為に三つに区分した表です。区分項目は資産・負債及び純資産です。
 貸借対照表上で資産は上から下へお金になりやすい順に並べられ、常に一番上が現預金になります。
また、
①お金に換金しやすいもの(流動資産)
②収益に貢献する為に必要なもの(固定資産)

の2つに分けることが出来ます。①には、現預金の他に売掛金や受取手形等の債権・在庫などが、②には土地、建物・機械等の有形資産、電話加入権・営業権等の無形資産及び投資が含まれます。
 負債は、他人からお金を借りているもので、銀行の借入、買掛金、未払金、預り金などがあります。 
 純資産は、資産から負債を差し引いたもので、文字どおり会社の純財産をあらわしていますので、資産に対する純資産の割合が高い会社ほど、健全な会社と言うことができます。毎月の売上が順調で、利益が出ている場合でも、貸借対照表の資産と負債のバランスが悪いと、資金繰りが悪化して立ち行かなくなることがあり、これを黒字倒産といいます。

 貸借対照表における資産・負債・純資産のバランスを意識することで、会社の健全性の判断が出来るのです。               
(執筆担当 五)

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2008年10月 9日

やさしい会計講座 vol.5

前回は制度会計・管理会計といった作成者側の意図による分類体系について説明しました。
今回は、制度会計の根幹となる貸借対照表・損益計算書について説明をします。

ではまずこれらは一体何を表すものなのでしょうか?
 一言で言うと、貸借対照表はその人(会社)の財産明細であり、損益計算書は成績表です。財産を金額で示したものは、例えば銀行の預金通帳や株式の明細表、土地や建物の権利証等があります。また、成績表は学生時代、ご両親に渡された方、机の引出しにしまわれた方、帰りに破って捨てられた方・・・(それはいけませんね)、様々であると思います。
 財産明細なんていらないよ~、大人になってまで通知表なんていやだな~、と思われる方もいらっしゃると思いますが、事業を行う場合はこれらはどちらも作成しなければなりません。それは、学費を出してくれるご両親(事業の場合は、資本金という形で事業資金を出資してくれている投資家であり、事業資金を貸してくれている銀行)に報告をしなければならないからです。
 ウチは銀行からお金を借りてない!とおっしゃる方でもやはり必要でしょう。それは日本にお住まいである以上、国や地方自治体に税金を納めなければならないからです。また、成績表である損益計算書は今の事業の儲けを計算する際や今後の事業拡大を図る上でなくてはならないものです。
 
次回からはこれら財務諸表の内容について、もうちょっと詳しく見ていきます。
(執筆:小橋川)

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2008年10月 8日

やさしい会計講座 vol.4

ちょっとずつ難しくなりますが、今回は制度会計と管理会計について説明します。

まず、サッカーという競技ではサッカーチーム(会社)の選手が一定のルール(会社法・金商法・税法等)に従わなければ成り立ちません。すなわちどうすれば得点(売上・利益)に結びつくのか、あるいはラフプレーや手を使うなど(脱税・誤った会計処理等)どんなことが禁止されているか分かってないと試合(会計帳簿・財務諸表)が滅茶苦茶になってしまいますよね。観客(投資家・株主等)もプレイヤーがある一定のルールに則って一生懸命プレーするから面白いのです。選手も観客も共に安全に楽しめる環境にするものが制度会計です。

サッカーチームもただルールを遵守(コンプライアンス)するだけでは、強くなりません。チームを強くするためには、選手の補強(人材の確保)や強化(人材育成)をします。それに加えて選手の練習環境はきちんと整備されている(設備投資)か。これらの選択肢の中でチームを強くするためにはどこにどれだけの資金をつぎ込むべき(投資すべき)なのか、その使い方を考えていくのが管理会計です。
(執筆:片柳)

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2008年10月 7日

やさしい会計講座 vol.3

「会社のお金」と「経営者自身のお金」はちゃんと分ける。

 私の家庭はお小遣い制で、家計のことは妻に任せています。いったんもらったお小遣いを妻から返せと言われても嫌ですし、お小遣いが足りなくなったからといって妻にもっとくれといっても怒られます。もし、家計が足りなくなったらお小遣いがすぐ没収されるような家庭なら、私は仕事をする気がなくなりますし妻の家計管理もいい加減になるでしょう。
 「会社のお金」と「経営者自身のお金」も同じで、ちゃんと分けないと会社の経理がいい加減になり、経営者の仕事への意欲が薄れてしまいます。

 「会社のお金」と「経営者自身のお金」はきちんと分け、お互いがその使い道を良く考えることで、会社も発展し、経営者の仕事(遊び)への意欲も上がるものです。
(執筆:五)

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2008年10月 6日

やさしい会計講座 vol.2

会計は経営活動の結果だけではなく、
これから先の見通しを立てる時にも重要です。

チームの成績が悪かったとき、又は良くても、監督は来期または将来に向けてチーム力をアップさせなければなりません。打力(売上)が弱かった原因、守備力(経費管理)が甘かった原因、または走力(市場への対応スピード)がなかった原因を突き詰め、将来のチーム構想(予算計画)を立てなければなりません。

打力(売上)が弱かった原因は、ヒット商品(ホームランバッター)がなかったのか、又は、量は少なくても確実に利益を上げられる商品(高打率のバッター)がなかったのかといった原因分析が必要です。その為には、日々の経理(スコアブック)が、ストライク、ボールといった情報だけでなく、ストライクはストレートか変化球か、内角か外角かといった少し細かい情報も必要です。期待していたホームランバッターが今年ホームランを打てなかった原因は変化球が苦手だったのかもしれません。その場合、新しい選手を補強するよりも、今年打てなかった変化球の練習をさせるほうがより効果が高いかもしれません。
 
日々の経理(スコアブック)が的確だと、将来の予算計画(チーム構想)も立てやすいのです。
(執筆:五)

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2008年10月 3日

やさしい会計講座 vol.1

「会計って難しそう...」「数字は苦手...」

会計を理解し、経営状況を把握すること⇒会計の役割

どうして、会計(経理)をしなくてはならないのでしょうか?
私の好きなプロ野球は成績によって監督は責任を問われますが、
会社もプロ野球チームと同じでいろいろな要素で経営が変わってきます。

例えれば、

打力⇒売上(営業力)  守備力⇒経費管理  
走力⇒市場への対応スピード  監督力⇒経営者のマネージメント

といったところでしょうか。

会計(経理)は、野球のスコアブックと同じで、ストライク、ボール、ヒット、三振、ホームランのように記録していく作業です。記録することで、チームの状況が良く見えてきます。余談ですが、パ・リーグでは、今年前評判が低かった埼玉西武ライオンズが快進撃を続けています。今年の西武の強さは優秀なスコアラーが的確な情報を監督に伝えているからだといわれています。
資金力のあるチームがどんなに優秀な選手を集めてもチームはなかなか強くなりません。会社に優秀なスコアラー(経理)がいて、経理が出来れば、会社は成長します。きちんとした経理は会社を助けてくれるのです。
(執筆担当:五反田)

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