若い頃(今も若いですよ。心は20代)はそうでもなかったのですが、年を重ねれば重ねるほど興味引かれることが増えて困っています。仕事柄いろいろな経営者の方々にお会いする機会も多く、そのビジョンや理想をお聞きしながらその夢の先を一緒に想像させていただいています。実は、こうした夢への架け橋的な話をすることが自分のなかで最も幸せな時間でもあります。こうした経営者の方々は総じて時間の使い方が大変上手で、見習うべき部分が本当に多いのです。忙しい中にも、本業もこなしつつ趣味等の時間も充実させ溌剌とされています。
かくいう私も地盤調査を兼ねたランニングに始まり、海洋地質・生物調査を兼ねた海潜り、空間音域調査を兼ねた楽器演奏、地震調査を兼ねた芝生の掘り返しをしております。
本日のコラムは、芝生での運動についてです。傍からみると、5センチほどの白い球を100メートルから500メートルくらい先の穴に入れる。というこんな単純なことに何故こんなに熱中するのかとも思われます。棒を振って、自分が意図したように飛ぶ(飛ばない)快感なのかそれとも雄大な景色に誘われて身体を動かせることなのかわかりません。
でも、これだけはいえます。
練習後・ラウンド後帰宅しがてらああでもないこうでもないとそのときの悪い点を全て思い出すと、「わかった!!こうすればいいんだ」とひとり頷いている自分が必ずそこにいることが。
そして、家族からは白い目で見られ一言「これで何度目のわかった?」といわれる始末。他の趣味ではこういうことはないのですが。
しかし何事も上達に近道はないものですから、楽しんでやることが一番ですね。