長寿医療制度について:厚生労働省
厚生労働省はホームページで長寿医療制度(後期高齢者医療制度)について解説しています。
桝添厚生労働大臣は政府インターネットテレビで長寿医療制度についての理解を求めています。
日本国の予算が80兆円で医療費が33兆円、そして11兆円が老人医療費。何とも巨額の医療費ではありませんか。
老人と野党とマスコミに袋だたきにあっている長寿医療制度ですが、老人に負担してもらう保険料は医療給付費のわずか1割、現役世代は4割も負担しています。
年金から多額の保険料を控除されて大騒ぎしている老人もいるようですが、年金は2ヶ月に1度の給付なので保険料も2ヶ月分控除されてしまい、結果たくさん引かれているように感じてしまうのでしょう。
とはいっても、保険料の控除額は今のところ公平ではないようです。また後期高齢者という名称にも問題がありました。
しかし、24時間、長時間の対応、訪問看護サービスの充実、歯科訪問診療の充実など良い点もたくさんあります。
それからなぜ75歳で区切るのか、という問題もあります。それなら、なぜ選挙権は20歳からなのか、厚生年金は65歳からなのか、ということも議論になってきます。年齢はどこかで区切らざるを得ないでしょう。