年金見直し8項目を列挙:厚生労働省
NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース -厚労省、パートの適用拡大など年金見直し8項目列挙
厚生労働省は2日、社会保障審議会年金部会を開き、現行の公的年金制度の見直しに向けた論点を整理した。今後の検討課題として、厚生年金を適用しているパート労働者の範囲拡大や基礎年金の受給資格期間の短縮など8項目を列挙した。
現行の年金制度の見直しを巡る検討8項目は以下の通りです。
- 国民年金保険料の徴収時効を現行の2年から5年程度に延長
- 基礎年金の受給資格期間を現行の25年から10年程度に短縮
- 低年金者・低所得者の年金額への加算
- 国民年金保険料の免除制度を拡充。低所得者は本人が申請せずとも行政が職権で免除
- 育児期間中の保険料免除拡大
- 非正規労働者への厚生年金適用拡大。企業による国民年金保険料代行納付
- 成人年齢の見直し、国民年金適用年齢の関係
- 高齢者の雇用促進と在職老齢年金の関係