トヨタ社員に労災を認定:豊田労働基準監督署
平成18年1月に自宅で虚血性心疾患で死亡したトヨタ自動車のチーフエンジニアに対して、豊田労働基準監督署は労災認定をしました。
2006年1月に愛知県豊田市の自宅で虚血性心疾患で死亡したトヨタ自動車チーフエンジニアの男性(当時45)について、豊田労働基準監督署が労災認定したことが8日、分かった。
日経新聞の記事によると、月平均80時間を超える時間外労働に加えて、新型車の開発責任者としての精神的緊張を虚血性心疾患の原因として労災認定したとありますが、朝日新聞の記事となるとどうでしょうか。
asahi.com(朝日新聞社):トヨタ技術者過労死 「長時間労働が原因」労基署が認定 - 社会
トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市)のチーフエンジニアだった男性(当時45)が急死したのは長時間労働による過労死だとして、遺族が労災認定を求めた申請について、豊田労働基準監督署は労災と認め、遺族補償年金などの支給を決めた。
労災事故の原因を全面的に長時間労働であるとしています。記事の後半に「精神的緊張を伴う業務を強いられていた」などと書かれてはいますが、労災の原因とは思っていないようです。